ウェイウェイ・ウー、「祈りにみちて」平原綾香とコラボ 12月開催のコンサートにて初共演も
ウェイウェイ・ウーが、7月2日にリリースした20thアルバム『上海Lady~WeiWei ISM~』の収録曲「祈りにみちて」を平原綾香とコラボ。また、12月4日に渋谷 大和田さくらホールで行われるコンサート『上海Lady in Tokyo』にて初共演も決定した。
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本楽曲は、2024年1月1日、ウェイウェイ・ウーが台湾へ向かう船上コンサートの最中に、NHKニュースで能登半島地震の報道を目にしたことから誕生。遠く離れた石川県の被災地を想い、“今、自分にできることはないか”という祈りにも似た気持ちが音へと伝わり昇華し、その場にいたミュージシャン仲間とアレンジまでを完成させ、以降、彼女のコンサートで幾度も演奏される楽曲となった。
アルバムのリリース後も演奏を続ける中、ウェイウェイ・ウーが訪れたのは、イメージソングも手掛ける熊野古道。妹で歌手だったaminを亡くした直後に訪れ、前へ進む勇気を与えてくれた思い出の地だ。その後も何度か熊野を訪れ、今年、その地でふと“「祈りにみちて」を歌声で聞きたい”という気持ちが浮かんだという。ウェイウェイ・ウーは「aminからのメッセージなのかもしれない」と語っている。
その思いは次第に、aminと親交のあった平原へ“この曲に歌詞をつけ、平原に歌ってもらいたい”という願いへと変化。知人を通じてその想いが伝えられると、平原は快く共演を承諾した。彼女自身もまた、大切な人を失った経験を持ち、「悲しみを知ったからこそ届けられる希望と祈りを言葉にしたい」と自ら歌詞制作に関わることを申し出た。
もともとはウェイウェイ・ウーが作曲と二胡の演奏をするインストゥメンタル楽曲だった「祈りにみちて」は、平原により新たに歌詞が付けられ、平原がボーカルとして参加するコラボレーション作品へと進化。さらに、アレンジャーとして沢田完を迎え、リリースに向けて現在制作が進行中だ。
・ウェイウェイ・ウー コメント
能登の復興を願い、被災された方の心の癒しを祈って書いた曲「祈りにみちて」から「歌声」が聞こえてきた気がしたのは、イメージソングを手がけさせていただいている熊野古道を訪れた時でした。上海で子供の時から家族と一緒に音楽に親しんできた私にとって、大好きな日本でも、大好きな音楽をともに活動してきた妹、歌手のaminが数年前に天使となり、最初に訪れたのもこの地でした。そんなaminと親交があり、何度も共演したことのある平原綾香さんの歌声がその時、空から聞こえたような気がしました。「あ~これは、もしかしたら妹からのメッセージかな~」と感じ、妹がつないでくれた平原さんとの大切なご縁に感謝を込めて、コラボしたいと思います。
ウェイウェイ・ウー
・平原綾香 コメント
世界的に活躍されているウェイウェイ・ウーさんにお声がけいただき、また同じく世界で活躍されていた妹aminさんとのご縁もあり、感謝の気持ちでいっぱいです。祈りから生まれたこの大切なメロディーに、私自身の経験も重ねながら、能登や世界の出来事に寄り添うような気持ちで歌詞を書き、大事に歌わせていただきます。きっと、待つことも、探すことも、ひとりぼっちも、誰かがいるから、誰かがいたから、感じることです。大切な人を失った日から、春が来る事さえ嫌で、ずっと冬でもいいと思っていたけれど、冬の寒さに凍え、もう咲かないと思っていた木々もまた、春に新しい蕾をつけるように、人の心もきっとそうであると願っています。
平原綾香
(文=リアルサウンド編集部)
