シュナイダー監督 第7戦先発の大谷翔平に警戒心「彼(大谷)は特別だ。短い休養でも出てくるとすれば万全の準備をしている」

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シュナイダー監督 PHOTO:Getty Images

3勝3敗で迎えるワールドシリーズ第7戦。頂点を懸けた運命の一戦を前に、トロント・ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督が試合前会見に臨み、ロサンゼルス・ドジャースの先発に予想される大谷翔平投手(31)への警戒を語った。

第6戦の敗戦を経ても表情は落ち着いており、声には静かな闘志がにじんでいた。

シュナイダー監督は、前夜の接戦を振り返りつつも「気持ちを切り替えなければならない。7試合制であることには理由がある」と強調。

敗戦を引きずらず、新たな挑戦に向かう姿勢を示した。ロッカールームではジョージ・スプリンガーがチームメイトに「自分のプレーをしろ」と声をかけ、チーム全体が前を向いたという。監督も「彼らが今日、準備できていると信じている」と選手たちへの信頼を口にした。

そのうえで、注目が集まる大谷翔平の先発登板について問われると、シュナイダー監督は慎重に言葉を選びながら「彼は短い休養期間での登板になるだろうが、彼ら(ドジャース)の誰もが準備万端でくることを想定している。ドク(ロバーツ監督)には信頼する選手がいるし、特定の場面で誰を使うかのプランもあるはずだ。我々はただ状況に対応するだけだ。数イニング先に何が起こるかを予測するのは不可能だが、我々もその瞬間ごとに動く」

シリーズを通じて大谷と対峙してきたブルージェイズ打線は、すでにその特異な存在感を肌で感じている。

監督も「どの投手もそうだが、彼(大谷)は特別だ。短い休養でも出てくるとすれば万全の準備をしている」と語り、相手エースの勝負強さを警戒した。

また、前夜第6戦での大谷への申告敬遠についても改めて言及した。

「難しい決断だった。だが彼が2ランを打っていたら、なぜ勝負したんだと言われただろう。シリーズ前から"彼のバットからバットを奪えるチャンスがあるならそうする"と決めていた。あれで眠れない夜を過ごしたわけではない。彼がそれほどの選手だから」と、あくまで戦略的判断だったと語った。

相手へのリスペクトと勝負師としての冷静さが入り混じったその言葉には、指揮官としての覚悟が滲んだ。

会見の最後、シュナイダー監督は「ホームでのワールドシリーズ第7戦。これ以上の舞台はない。ファンには大声で騒いでほしい。選手たちはこの瞬間を楽しむ準備ができている。さあ、あとはプレーするだけだ」と微笑んだ。

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