「ジブリの立体造型物展」開幕! 巨大トトロや紅の豚の飛行艇など圧巻の造型物の見どころ紹介 体験レポート

© Studio Ghibliスタジオジブリ作品の名場面を立体造型物で紹介する非常に面白いイベント。展示物の造型のこだわりや緻密さを堪能できる。

ロボスタ読者も大好き、『天空の城ラピュタ』で、かつてのラピュタ文明が誇る超高度なテクノロジーの象徴、ロボット兵が登場。迫力のシーンも造型版で楽しめるまた、映画のワンシーンの造型物に溶け込み、「なりきり」で写真が撮れるのも楽しい。

筆者も完全に「君たちはどう生きるか」のワンシーンに入りこんでしまった。なお、造型物として最大の見どころは、映画『紅の豚』に登場する飛行艇「サボイア S-21」の木製アート作品。デザイナーやクリエイター、ジブリ作品を愛するファンにとって、その圧巻の展示に目を奪われるだろう。

『紅の豚』に登場する飛行艇「サボイア S-21」、あまりの迫力に興奮して頭がクラクラした。写真はあえてポルコたちのアップで。飛行艇の荘厳さは現地で体験してほしい
●わくわくのジブリ作品の世界へ
会場の寺田倉庫入り口の前に、ポニョの造型物がお出迎え。迫力ある海のシーンが再現されている。

入り口を入ると今度は、『猫の恩返し』に登場した白いスーツにシルクハット、杖を持ったバロン(フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵)が迎えてくれる。さぁ、いよいよジブリの世界へ。


何かをみつけたメイが走り出した。ここは追っかけトンネル・・。メイを追いかけてトンネルを抜けると・・。

ジブリの世界に繋がっていた。

巨大なトトロが目の前に!メイちゃんとの名シーンが再現された造型の展覧会のはじまり。

●海を渡った熱風
今では世界中で愛されているスタジオジブリ作品だが、ここまでの道のりは簡単ではなかった。知名度が低かった頃は、映画の公開すら難航した。そんなジブリ作品を海外パートナーたちがはどのように届けていったのかを辿ることができる。

左は北⽶版「ハウルの動く城」ポスター (© 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT)、右は韓国版「もののけ姫」ポスター (© 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND )海外版の貴重な資料やポスター、尽力した人々が年表とともに展示されている。ファンには必見の資料だ。
●ジブリの世界へ飛び込もう
『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』など、数々のスタジオジブリ作品の名場面が立体造型物となって展示されている。


立体で表現することで見えてくる新たなアニメの魅力を楽しむことができる。


奥にいる巨大な暴走カオナシ。この身体の造型に注目!黒い影のような身体はいったいどのように作られているか解りますか?

お馴染みの動く城。これ、驚いたことに本当に動く!
●なりきりフォトスポットも
また、「コクリコ坂から」「耳をすませば」「君たちはどう生きるか」等の作品の世界に入って、ジブリのキャラやワンシーンとともにナリキリ写真を撮ることができる。

『耳をすませば』のワンシーン、なりきりフォトスポット。電車の座席に座って写真を撮ることができる
●ピッコロ社へようこそ
『紅の豚』に登場する飛行艇「サボイア S-21」を特撮界のエキスパートである伊原弘さんが中心となって、木製のアート作品として表現。

会場となっている寺田倉庫は運河に面しており、映画に出てくるピッコロ社(サボイア S-21を修復した作業場)のような場所。ここでポルコたちが待っている。

ミニチュア展示も多数。ひとつひとつじっくり眺めて、造型の美を楽しもう。

なんとピッコロ社の食事だけを造型化!今にも女性達の会話が聞こえてきそう・・

ポルコの秘密のアジトも造型で再現。この再現にもこだわりが溢れているので、ぜひ現地で確認して!!
●短編『空想の空とぶ機械達』特別上映
「海を渡った熱風」の展覧会テーマに合わせ、宮粼駿監督がかつて三鷹の森ジブリ美術館の企画展示用に制作した短編アニメーション映画『空想の空とぶ機械達』(2002年作品)を本展内で特別上映。

大空にあこがれた人々がかつて空想した「空とぶ機械達」を宮粼駿監督のナレーションで楽しむことができる。
上映時間:6分原作・脚本・監督・ナレーション:宮粼駿さん作画監督:米林宏昌さん、美術監督:武重洋二さん音楽:久石譲さん制作:スタジオジブリ
●造型ファンにはグッズ販売でも垂涎モノがいっぱい
最終の販売コーナーではジブリの素敵なグッズが多数並んでいる。
造型展というだけあって、大きめのフィギュアやオルゴールなど、欲しい造型モデルがたくさんあって、湧き出る無限の物欲を抑えるのが大変。



なお、定番の「図録」は未発売(後日、展覧会の現場写真を掲載して発売されるとのこと)。展覧会に足を運んだ人はオンラインでも購入できる。
「ジブリの立体造型物展」限定デザインのグッズにも注目。左はクリアファイル、右は3Dレンチキュラーポストカード
「ジブリの立体造型物展」限定デザインのお買い物袋。有料だけど(300円)、いい記念になりそう!さて、スタジオジブリの名シーンがリアルな造型で楽しめるこの展覧会。本文でも述べたが、クリエイターやデザイナー、ジブリ作品のファンなら誰でも楽しめるのでオススメ。期間は2025年9月23日まで。
■「ジブリの⽴体造型物展」:
開催概要 ⽇程 2025年5⽉27⽇(⽕)〜9⽉23⽇(⽕・祝) 9:30〜20:00(最終⼊場19:00)※5/27(⽕)は15:00開館会場 天王洲・寺⽥倉庫 B&C HALL/E HALL 主催 ⽇本テレビ/博報堂/ローソンチケット/ディスクガレージ/第⼀通信社/TOKYO FM 協賛 寺⽥倉庫 協⼒ ⽇本航空 ⽉刊モデルグラフィックス 特別協⼒ スタジオジブリ チケット ※⽇時指定予約制【通常チケット】⼤⼈ 1,900円、中・⾼校⽣ 1,600円、⼩学⽣ 1,200円(いずれも税込)【特典付きチケット】 ⼤⼈ 2,900円、中・⾼校⽣ 2,600円、⼩学⽣ 2,200円(いずれも税込)公式サイト https://rittai-ghibli.com/
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