ミランはコッパ・イタリア決勝で涙…コンセイソン監督「この試合は我々の複雑なシーズンの鏡」
試合は序盤の10分、ゴール前のこぼれ球に反応したセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチに決定機が到来するも、ポーランド代表GKウカシュ・スコルプスキに弾き出される。33分にはスルーパスに抜け出したポルトガル代表FWラファエル・レオンが狙ったが、シュートはわずかに枠の外。前半をスコアレスで折り返すと、後半立ち上がりの53分には中央を破られ、スイス代表FWダン・ンドイに先制ゴールを許す。1点ビハインドとなったあともなかなか反撃の兆しを見せることができず、試合は0−1でタイムアップ。ミランはスーペルコッパ・イタリアーナに続く、今季2つ目のタイトル獲得とはならなかった。
同時に、コンセイソン監督は「決勝の舞台で敗れることはいつだって非常に残念だが、難しいシーズン、複雑な状況の中で、狙えるタイトルが1つなくなってしまったことがダメージを大きくしている」と語りつつも、勝者に向けて「良い試合をしたのはボローニャの方だった。彼らを祝福したい」と素直に口にした。
また、セリエA第36節終了時点で8位に沈み、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が絶望的な状況となったことも相まって、コンセイソン監督は今季途中に就任しながら、わずか半年ほどでクラブを離れる可能性も取り沙汰されている。試合後、自身の進退について問われたコンセイソン監督は、「今は試合のこと、私が下した決断、その他様々なことを考えている。何が悪かったのか、もっと良くするために何ができたのかをね」と返答。次のように言葉を続け、去就を明言することはなかった。
「カップ戦のタイトルはなくなった。今はただ、前を向くことしかできない。この話はそれからだ。先ほども口にしたとおり、私は私にできる全力を尽くした。だが、もしかしたら今日、監督としてもっと何かをできたのかもしれないし、ミランようなビッグクラブでプレーする選手ならば、もっと多くのことをできたのかもしれない。このパフォーマンスは分析しなければならないが、我々は常に結果で評価される世界に身を置いている。私はここに来てからの4〜5カ月間、、困難な道のりを歩み、歴史あるクラブで、全員に大きなプレッシャーを感じてきた。誰であろうとプレッシャーが大きい世界で戦ってきたんだ」

