176cmの名DFカンナバーロのような選手はもう出てこない? 「背が高くて、パワーがあって速くなければプレイできない」
2006年にはアズーリの絶対的リーダーとしてワールドカップ制覇に貢献し、バロンドールも受賞した元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ。
全盛期のカンナバーロは読みの鋭さ、1対1の強さなど、すべてにおいてハイレベルなセンターバックだった。イタリアのみならず、世界を代表するレジェンドDFだ。
ただ、現代ではカンナバーロのようなセンターバックはなかなか出てこないかもしれない。実力もそうだが、カンナバーロは176cmとあまり背が高くない。センターバックとしては小柄な方だ。
「現代のサッカーは、ごくごく少数者のためのスポーツになりつつある。背が高くて、パワーがあって速くなければプレイすることができない。データのおかげで、そうしたタイプのサッカー選手が好まれる。他の選手はすべて切り捨てられるんだよ」
身体能力がすべてではないはずだが、現代ではゲームスピードも飛躍的に上がっている。DFだけでなく、かつてのサッカー界を盛り上げたファンタジスタ系の選手もほとんど出てこない。身体能力の進化とともにサッカーも進化しているのは確かだが、個性的な選手が減っているところはあるかもしれない。
