『スズメバチVS害虫ハンター』電波送信所から巨大な巣を撤去する危険な任務に密着 スズメバチはこれからのシーズンさらに厄介に
スズメバチは人間の命を奪うこともある恐ろしい生き物です。毎年、日本ではハチの刺傷により十数人が死亡しています。
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そんなスズメバチに挑む勇敢なハンターの姿を追いました。
熊本市西区の金峰山(きんぼうざん)。
その山頂には県内に電波を届ける、テレビやラジオの電波送信所があります。RKKの電波もここから送信しているのですが、そこにあったのが…
スタッフ「あ、あったあれだ。でかい!」
送信所の屋根の下には、驚くべき光景が…直径40センチもある巨大なキイロスズメバチの巣がぶら下がっているのです。このハチはオオスズメバチと同じくらい凶暴で、針には神経毒が含まれています。一度刺されれば激しい痛みとアナフィラキシーショックで命を落とす可能性も高く危険です。
今回、巣の駆除をお願いした中川智雄(なかがわ としお)さん。
合志市で害虫駆除の会社を経営する、この道20年以上の害虫ハンターです。
中川さん「キイロスズメバチはオオスズメバチに匹敵するほどの凶暴性があるハチです。これはおそらく500匹前後のハチの巣じゃないかなと」
巣を注意深く観察しながら、駆除開始です。
中川さん「ちょうどこの付近から出入りしてますね」
中川さんは躊躇することなく、巣の入り口から殺虫剤を吹き込み、先制攻撃をしかけます!
周囲で飛び回るハチは粘着ボードで駆除していきます。
中川さん「ちょっと数はだいぶ減ってきましたので、このタイミングで巣を撤去します。巣がアンテナ線にできているので振動を与えないよう手作業でやっていきます」
ハチの攻撃をものともせず、手で巣を砕きながら着々と切り離しにかかります。
本来、巣の撤去にはノコギリなど使うそうですが、今回はアンテナケーブルに巣を作っていたので、振動を与えないよう手作業になったということです。
道具を使わず手作業となった巣の撤去…無事成功するのでしょうか?
真夏の駆除作業は過酷です
駆除開始から10分ほど経過。すると…
「とれました!」
見事、スズメバチの駆除に成功しました!
4層にもなっていた今回の巣は中川さん曰く、今シーズンで一番の大きさだったそうです。
いつの間にか巣を作るスズメバチ、これからのシーズンが厄介だそうで…
中川さん「特に秋になると繁殖期になってさらに強暴になってくるので、見つけたら早めに駆除した方が良いです。住宅街などの場合は自分だけでなく周囲の人にも被害が及ぶ可能性もありますので」
最後に、百戦錬磨の中川さんに気になっていたことを聞きました。
--ハチに刺されたことありますか?
中川さん「駆除中はないですね、プライベートではアシナガバチとか道路際で刺されたりはありますけれど、防護服を着て油断しない限りは大丈夫です」
どんなに手慣れていても油断はしない!さすがプロの中川さんでした。
もし、巣を見つけたら…ハチの巣の駆除は自身で行うと危険な場合もあるので、プロに頼んだ方が良いとのことです。
