ギリシャ訪問の馬氏、公の場で蔡総統を批判 大陸委が非難「再び失態犯した」/台湾
馬氏は同日の座談会で、一つの中国を巡る「92年コンセンサス」について、1991年に修正された中華民国憲法を基礎にしていると説明。憲法は国家の領土を「台湾地区」と「大陸地区」に分け、「台湾地区と大陸地区の人々の権利と義務は特別法によって規定可能である」と定めていることを紹介した上で、台湾にある中華民国の憲法は「一中両区」憲法だとの見解を示した。その上で、蔡総統が直近3年で2度にわたり「中華人民共和国と中華民国は互いに隷属しない」と述べたことは91年修正の憲法11条に違反し、2016年の総統就任演説で誓った憲法順守の約束に背いていると批判した。
大陸委は、中国による圧力や投降を迫る企てに直面する中、与野党の団結がさらに必要だとし、馬氏に対し、国民が容認できない行為を繰り返さないよう呼び掛けた。
(劉冠廷/編集:名切千絵)
