「気候変遷署」の準備組織の看板除幕式であいさつする陳建仁行政院長

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(台北中央社)今後発足する予定の「環境部」(環境省)に付属する「気候変遷署」(気候変動署)の準備組織の看板除幕式が22日、北部・台北市で行われた。式典に出席した陳建仁(ちんけんじん)行政院長(首相)は、産業の競争力と気候変動への対応力を向上できると期待を寄せた。

環境部は行政院(内閣)環境保護署が昇格して発足する予定の政府機関で、気候変動署は温室効果ガス排出量を実質ゼロにするネットゼロに向けた業務などを推進する。

陳氏は、準備組織の発足はネットゼロへの決意を示すだけでなく、産業の転換や持続可能な国家発展のマイルストーンになると強調した。

また環境保護署の張子敬(ちょうしけい)署長(閣僚)は、現在関連法案の策定を進めていると説明。二酸化炭素(CO2)の排出に値段を付け削減を促す「カーボンプライシング」の仕組みについても今後話し合いを行い、来年下半期から賦課金の徴収を始めたいと語った。

(楊淑閔/編集:齊藤啓介)