久保建英の真価が問われる1年。オヤルサバルにあって久保にないものとは
鎌田大地、伊東純也、堂安律、前田大然、三笘薫、浅野拓磨、久保建英、相馬勇気、南野拓実、上田綺世、町野修也。上記はカタールW杯に臨んだアタッカー11人で、出場時間の多い順に並べたものだ(町野は0分)。森保監督の評価と同義と考えていい。森保監督は続投するので、これは次戦以降への叩き台として引き継がれることになる。
この11人を出場時間で大別するならば、三笘、浅野(出場時間は各162分)までの6人と、久保(同90分)以降の5人となる。出場時間の分数が三桁だった選手と二桁だった選手。それなりに活躍した人と、あまり活躍しなかった人と言い換えてもいい。前の6人は3月に行われる代表戦の次戦で、後ろの5人より代表に選出される可能性が高いと考えられる。
久保と南野(56分)は当初、前方のグループにいた。森保監督の評価は少なくとも三笘より上だった。
初戦のドイツ戦でも久保はスタメンを飾った。ところが、前半の45分間で、ベンチに下がる。筆者の採点ではスタメン11人の中で最低だった。2戦目のコスタリカ戦で、リードされる展開だったにもかかわらず、久保に出場機会が回ってこなかったことに納得した。
3戦目のスペイン戦も1戦目同様、久保はスタメン起用されたが前半でベンチに下がった。筆者の採点もしかりで、スタメンの中で最低を示した。4戦目のクロアチア戦は延長に及ぶ120分の試合になった。しかし、それでも久保に出番は与えられなかった。交代枠を1人分残していたと言うのに、である。
スタメン選手にとって、前半45分での交代はかなり屈辱的だ。森保監督はそうした非情な采配を、久保に対して2試合連続行った。
筆者の久保評は、かねてから森保監督以上に厳しめだった。初戦のピッチに久保が4-2-3-1の左ウイングとして先発する姿を見て、なぜ三笘ではないのかと違和感を覚えたものだが、それは、森保監督が久保に高い評価を下していることが明らかになった瞬間でもあった。
当初、プライオリティは南野より上だった。評価を覆せず大会を終えた南野に対し、久保は期間中に評価を下げることになった。三笘とは真反対の関係を描いた。
南野は再開された国内リーグでも苦戦している。第1戦のオセール戦に先発したものの45分でピッチを去っている。第2戦目のブレスト戦は出場機会を逸している。一方の久保は、再開第1戦のオサスナ戦で80分、第2戦のアルメリア戦では72分と無難な再スタートを切った。
アルメリア戦では、ダビド・シルバの追加点に繋がるマイナスの折り返しを決めている。だが及第点の活躍かと言われると微妙だ。久保はこの試合を含め、今季国内リーグで14試合(交代出場2試合)、ヨーロッパリーグ戦5試合(交代出場2試合)、計19試合=1273分間プレーしている。だが得点は2しかない。アシストは4あるが、決定力、得点力と言ったFWに不可欠な怖さをアピールすることができていない。
アルメリア戦では相手GKのキックミスが、プレゼントパスとなる絶好の瞬間があった。すかさずシュートを放った久保だったが、左足キックは僅かに引っかかり、ポストの脇へと逸れていった。
この日のポジションはウイングではなく、2トップの一角だった。よりアタッカー的な動きが求められていた。得点のチャンスもウイングより高かったはずだ。しかし久保はウイング的な動きに終始した。ゴールから離れた場所で、主にチャンスメーカーとしてプレーした。
久保とともに2トップを務めたアレクサンドル・セルロートとは対照的だった。先制ゴールを決めたこの195センチのノルウェー代表FWの方が、トータルで見た時に怖さがある。プレーのスケールと言う点で久保を大きく上回る。そうした視点で、173センチの久保と比較してどうすると言われそうだが、レアル・ソシエダ所属の173センチ、しかも左利きと言われて筆者が想起するのは、アントワーヌ・グリーズマンだ。
この11人を出場時間で大別するならば、三笘、浅野(出場時間は各162分)までの6人と、久保(同90分)以降の5人となる。出場時間の分数が三桁だった選手と二桁だった選手。それなりに活躍した人と、あまり活躍しなかった人と言い換えてもいい。前の6人は3月に行われる代表戦の次戦で、後ろの5人より代表に選出される可能性が高いと考えられる。
初戦のドイツ戦でも久保はスタメンを飾った。ところが、前半の45分間で、ベンチに下がる。筆者の採点ではスタメン11人の中で最低だった。2戦目のコスタリカ戦で、リードされる展開だったにもかかわらず、久保に出場機会が回ってこなかったことに納得した。
3戦目のスペイン戦も1戦目同様、久保はスタメン起用されたが前半でベンチに下がった。筆者の採点もしかりで、スタメンの中で最低を示した。4戦目のクロアチア戦は延長に及ぶ120分の試合になった。しかし、それでも久保に出番は与えられなかった。交代枠を1人分残していたと言うのに、である。
スタメン選手にとって、前半45分での交代はかなり屈辱的だ。森保監督はそうした非情な采配を、久保に対して2試合連続行った。
筆者の久保評は、かねてから森保監督以上に厳しめだった。初戦のピッチに久保が4-2-3-1の左ウイングとして先発する姿を見て、なぜ三笘ではないのかと違和感を覚えたものだが、それは、森保監督が久保に高い評価を下していることが明らかになった瞬間でもあった。
当初、プライオリティは南野より上だった。評価を覆せず大会を終えた南野に対し、久保は期間中に評価を下げることになった。三笘とは真反対の関係を描いた。
南野は再開された国内リーグでも苦戦している。第1戦のオセール戦に先発したものの45分でピッチを去っている。第2戦目のブレスト戦は出場機会を逸している。一方の久保は、再開第1戦のオサスナ戦で80分、第2戦のアルメリア戦では72分と無難な再スタートを切った。
アルメリア戦では、ダビド・シルバの追加点に繋がるマイナスの折り返しを決めている。だが及第点の活躍かと言われると微妙だ。久保はこの試合を含め、今季国内リーグで14試合(交代出場2試合)、ヨーロッパリーグ戦5試合(交代出場2試合)、計19試合=1273分間プレーしている。だが得点は2しかない。アシストは4あるが、決定力、得点力と言ったFWに不可欠な怖さをアピールすることができていない。
アルメリア戦では相手GKのキックミスが、プレゼントパスとなる絶好の瞬間があった。すかさずシュートを放った久保だったが、左足キックは僅かに引っかかり、ポストの脇へと逸れていった。
この日のポジションはウイングではなく、2トップの一角だった。よりアタッカー的な動きが求められていた。得点のチャンスもウイングより高かったはずだ。しかし久保はウイング的な動きに終始した。ゴールから離れた場所で、主にチャンスメーカーとしてプレーした。
久保とともに2トップを務めたアレクサンドル・セルロートとは対照的だった。先制ゴールを決めたこの195センチのノルウェー代表FWの方が、トータルで見た時に怖さがある。プレーのスケールと言う点で久保を大きく上回る。そうした視点で、173センチの久保と比較してどうすると言われそうだが、レアル・ソシエダ所属の173センチ、しかも左利きと言われて筆者が想起するのは、アントワーヌ・グリーズマンだ。