「台湾の卵は日本より高い」ネットで話題 農業委「国情が違う」=写真は台湾のスーパー

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(台北中央社)台湾のインターネット掲示板で、一般的に台湾よりも賃金水準が高いとされる日本の卵の価格が台湾よりも安かったとする投稿が話題を呼んでいる。行政院(内閣)農業委員会は12日、地理的・気候的条件、生産規模、生産方式など国情が違い、農水畜産品の価格も異なっているとコメントし、理解を求めた。

ネット掲示板には、日本の量販店で撮影されたと思われる写真が投稿され、Mサイズの卵10個入りが225円で販売されていた。1個当たり約5台湾元となり、台湾で販売されている卵の価格と同等、もしくはそれよりも安い計算となる。

同委は2022年時点で台湾に2080カ所ある養鶏場のうち、約7割は飼育管理が難しいとされる従来型の開放鶏舎で、台湾は日本よりも暑い亜熱帯や熱帯に属し、温度や湿度の変化が卵の産出量に影響していると指摘。引き続き鳥インフルエンザの感染対策や無窓鶏舎への転換を推進するなどし、安定供給と価格の維持に努めたいと説明した。

(張雄風/編集:齊藤啓介)