民衆党公認の新竹市長選候補、高虹安氏(左)と同党推薦の台北市長選候補、黄珊珊氏

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(台北中央社)来月26日投開票の統一地方選まで1カ月を切った。野党・民衆党にとって2019年の結党後に迎えた初の統一地方選だ。同党で選挙対策を担う蔡壁如(さいへきじょ)氏は台北と新竹両市の市長選が主戦場になり、順調に勝利できた場合、党にとっていいスタートになるとの見方を示している。

柯文哲(かぶんてつ)台北市長が党主席(党首)を務める同党。北部・桃園市、新竹市、北東部・宜蘭県の3県市に公認候補を擁立。中でも新竹市長選に立候補している高虹安(こうこうあん)氏について、党内では楽観ムードが漂っている。台北市長選の場合、無所属で黄珊珊(こうさんさん)前台北副市長を推薦している。

蔡氏は、党内で高氏の当選を楽観視しているものの、与党・民進党や最大野党・国民党に比べ民衆党の歴史がまだ浅いことに言及。投票日前、2党の組織的動員によって逆転されないよう高氏が世論調査で大幅なリードを保ち続けなければならないと分析した。

台北市長選の場合、蔡氏は2020年の立法委員(国会議員)選挙における各政党の比例区得票率で同党が台北市において12.94%を獲得したと説明。同市を確保するためにも、この12.94%の有権者の支持を取り付けたいとしている。

県市議会議員選挙については、同党から計87人が立候補。蔡氏は行政院(内閣)直轄6市(台北、新北、桃園、台中、台南、高雄)全てで市議団の結成を目指したいと意気込んでいる。

(郭建伸、蘇龍麒/編集:荘麗玲)