蔡英文総統(左)と共に儀仗隊を巡閲するパラオのウィップス大統領

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(台北中央社)中華民国(台湾)と外交関係を持つ太平洋の島国、パラオのウィップス大統領が訪台し、6日、台北市内の国家両庁院広場で歓迎式典が行われた。あいさつで地域の緊張の高まりに触れ、台湾を固く支持し続ける姿勢を強調した。

ウィップス大統領は、両国のパートナー関係は互いへの尊重と友情の上に成り立っているとし、それを深化させてきたのは平和や自由、民主主義、人権の堅持、気候変動への対応、海洋国家として海を守る決意だったと指摘。共通の信念は20年余りにわたり、多方面での協力を促してきたと語った。

また、ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難し、台湾と協力して武力で現状を変更しようとする国家に立ち向かっていく立場を示した。

蔡英文(さいえいぶん)総統は、昨年3月にも訪台したウィップス大統領は新型コロナウイルス流行後、最初に台湾を訪れた外交関係国の元首だったと言及。今回の公式訪問を中華民国政府と国民を代表して歓迎すると述べ、両国の関係深化を願う考えを示した。

ウィップス大統領は5日夜、台湾に到着した。10日の双十国慶節(中華民国の建国記念日)祝賀式典に出席する。

(温貴香/編集:楊千慧)