カレン:皆さんの声が聴こえないことで寂しさを感じるんじゃないかと思っていたんですけど、拍手もすごかったし、ペンライトを私たちの動きに合わせて振ってくださって。今までのコンサートでしてくれていたコールが、声はなくても聴こえたような気がしました。それもあって、会えなかった期間ずっと寂しかったり会いたかったりした思いは、一緒だったんだなって。その時の会場の一体感が本当にすごくて、「ClariSファンってすごいな」って感じました。

――声が出せない分、伝えたい気持ちがより大きくなるんでしょうね。

カレン:みなさんマスクを付けているので表情は細かく分からないのですが、目だったりいろんなところから「好きだよ!」の気持ちが伝わって、その伝えようという思いが以前よりずっと前に出ている気がして、それはうれしかったことの一つです。

クララ:私たちも以前、仮面やベールを付けて活動をしていた時期があるので、マスクの下の表情を読み取る能力は他の方よりも敏感だと思うんですけど、目だけでも表情が感じ取れました。私たちも制限があるなりに、コンサートの見せ方を変えようという意識があったので、1曲1曲をより伝えられたと思います。

■『ALIVE』の見せ場はカレンの足上げ!

――コンサートでは『ALIVE』も歌われたそうですね。

クララ:はい。MVと同じ衣装で髪型も再現して、披露させていただきました。『ALIVE』は個人的に挑戦の1曲で、パフォーマンスする上での見せ方や歌い方も今までとは違ったので、皆さんに届くか不安な部分もあったんですけど、回を重ねるごとに自分の中でどんどん気持ちが強くなって。楽曲の持つ力強さをしっかりお届けできたんじゃないかと思います。

カレン:MVの振り付けは、歌う時用の振り付けではなくダンスすることに振り切ったものだったので、それをどうライブ用に仕上げていくのかも2人にとっての課題でした。CDを発売してからまだ日があまり経っていなかったのですが、皆さん『ALIVE』を聴き込んできてくださって、皆さんのペンライトの煽りで私たちの気持ちも昂ぶって、『ALIVE』の完成形がコンサートでできたんだなと思います。

――『ALIVE』は激しい振り付けで、サビでカレンさんが足を高く上げるシーンがCMで何度も流れていて話題です。

カレン:すごくありがたいことに、私の足を褒めていただくことがすごく多いです(笑)。元々運動が好きでダンスが得意なので、振り付けの先生が私の長所を延ばしてくださるような振り付けを付けてくださって、私としてもそこは見せ場だなと思っていたので、”格好よくキメたい!”と思ってやりました。

クララ:私もカレンと活動するようになって、徐々にダンスが楽しくなってきました。表現の幅が広がってきたなと感じていた中で、『ALIVE』はシャープで激しい振り付けで。私はどちらかと言うとバレエっぽい柔らかいダンスのほうが得意なので、MV撮影の時は体の使い方から変えなきゃいけなくてとても苦戦しました。ライブでは振りをしながら歌うということで、とても緊張したんですけど、いい意味で曲の世界観に没頭することができました。楽曲の力強さに引き出してもらえたじゃなですけど、私にできる最大限のパフォーマンスをお届けできたと思います。

■世界観に入り込んだ『Masquerade』

――14日にリリースする『Masquerade』も歌ったそうで、お客さんはどんな反応でしたか?

クララ:『Masquerade』もMVの世界観を、そのままステージでもお届けさせていただきました。『ALIVE』とは180度違う楽曲なので、客席の皆さんの反応も全然違いましたね。『Masquerade』は、MVではあやつり人形のような踊りがあったり、世界観が今までのClariSと違っていて。その独特の雰囲気が、いい意味でステージとお客さんとの温度差を作り出して、一つのショーといった感じでお見せできたんじゃないかと思います。私たちも世界観に入り込んで、パフォーマンスすることができました。

カレン:世界観が完成されている楽曲なので、私たちはその中に入り込むだけという感覚でパフォーマンスできました。今まで使っていた仮面を使う場面もあって、今までのClariSを感じていただきつつ、これからのClariSの世界観や、やりたいことが表現できた1曲になったと感じています。

【関連画像】ClariS『Masquerade』の3種類のジャケットなど画像(4枚)