昨春に台湾を訪問したパラオのウィップス大統領

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(台北中央社)中華民国(台湾)と外交関係を結ぶパラオのスランゲル・ウィップス大統領は12日、日本経済新聞の英文媒体「Nikkei Asia」の取材を受け、「中国からの圧力があろうとも台湾との外交関係を維持する計画だ」と語った。外交部(外務省)は14日、これに対して心からの感謝を表明した。

ウィップス氏は台湾との関係について、「私が大統領である限り、この取り決めに外交的な変更はない」と強調した。

同部の欧江安(おうこうあん)報道官は、1999年の国交樹立以来、関係は安定かつ友好的だと指摘。農業や漁業、医療、教育、インフラ建設面での交流は緊密だとした上で、互いに忠実なパートナーだと語った。

また今年4月には行政院(内閣)環境保護署の張子敬(ちょうしけい)署長(閣僚)が総統特使としてパラオで開催された「第7回アワーオーシャン会合(OOC)」に出席し、海洋保全や環境保護推進への貢献をアピールしたことに言及。多岐にわたる協力計画は順調に進み、成果は明らかだと述べた。

ウィップス氏が重ねて台湾への支持を表明したことについては、パラオと手を取り合いながら前進し、両者の友好関係と各分野での協力関係をさらに深化させたいとの立場を示した。

(黄雅詩/編集:齊藤啓介)