レアアース業界再編発表の五鉱稀土がストップ安
五鉱稀土は前日の終値45.10元から3%以上安い43.62元で取引開始、始値をほぼ天井として前場、後場通してジリジリと値を下げていき、取引終了間際に値幅制限に到達。対前日比9.98%(4.50元)安の40.60元で取引を終えた。
五鉱稀土の株価は今年上半期は20元前後で推移していたが、一部レアアースの価格が上昇した7月から8月にかけて急騰、9月初めにはおよそ3倍となる59.80元まで上昇した。その後反落して10月中旬には30元前半まで下がったが、11月下旬から今月上旬にかけて再び上昇して50元を突破した後、再び下落が続いていた。22日に五鉱稀土を含む中国大手レアアース企業グループ3社を再編した大型国有企業の設立承認を発表したものの好材料視されず、翌日23日の取引は対前日比0.27%高に留まり、24日のストップ安となった。
五鉱稀土は1998年に山西関鋁として設立され、同年深セン証券取引所に上場。2008年から経営が悪化して上場廃止の危機に見舞われたが、13年に五鉱集団の傘下に入って従来のアルミ事業からレアアース事業へと転換し、社名も現在の五鉱稀土に変更した。中国6大レアアースグループ(五鉱集団、中国鋁業集団、包鋼集団、五鉱集団、中国アルミ、広東稀土、贛州稀土、厦門タングステン業)の中で、唯一上場しているレアアース企業である。
2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比107.67%増の20億281万6825.42元、純利益は同46.98%増の1億9789万4974.49元だった。(イメージ写真提供:123RF)
