自然災害の脅威に備える! 災害時に頼れるスマートフォンに入れておくべき防災アプリ3選
近年、記録的な豪雨や台風、地震からの土砂崩れ、洪水などの自然災害が急増している。
こうした自然災害に対して、政府や自治体も災害への対応情報を提供しており、平時や災害の可能性のある場合での確認を促している。
とはいえ、こうした災害時に対応する自治体のサイトを、常に確認チェックできているという人はそう多くないのが現状だろう。
さらに災害発声時は、停電などの2次被害が発生することも多く、自治体サイトや気象庁などのサイトにアクセスする余裕がない状況となることも多い。
そうした状況で役立つのが、普段から使い慣れているスマートフォンの防災アプリなのだ。
そこで今回はいざというときに慌てないために、スマートフォンに入れておくべき災害対応アプリを紹介する。
■日本で起こる自然災害とは? 基礎知識
中小企業庁の「我が国における自然災害の発生状況」によれば、自然災害の発生件数は、台風がもっとも多く、次いで地震、洪水、地すべりの順に災害が発生している。
台風は熱帯の海上で発生した低気圧が最大風速17.2m/s以上になったもの。
7月から10月にかけて日本に接近する台風の数は多くなり、毎年のように土砂災害や洪水、暴風などの災害を起こす。
地震はプレート境界付近の岩盤に大きな力が加わり、変形した岩盤が元に戻ろうとするときに起こる。
プレートテクトニクス理論によれば、日本列島は4つのプレート上にあるため、地震が発生しやすい。また地震が元で、津波が発生することもある。
洪水や地すべりは、梅雨前線や台風による豪雨で起きやすい。
災害アプリとは、こうした災害情報をスマートフォンで確認できるアプリだ。
自然災害は突然やってくる。
■スマートフォンに入れておきたい!おすすめ防災アプリ3選
○NHK ニュース・防災
・ニュースや速報
・天気予報
・気象情報
・災害情報
・避難情報
これらの情報を提供するアプリ。
左がニュース、右が天気予報の画面。ニュースでは、最新の災害ニュースが確認できる。
雨雲データマップでは、雨雲の動きを地図上に掲載し、今後の予測を確認できる。
また台風の進路予想を地図に掲載することも可能だ。
河川の洪水などに関する情報は、マップを切り替えて確認できる。
大河川の一部は、国土交通省が提供する河川の画像も表示される。
災害情報では、地震や津波、台風などの最新情報が確認できる。
地震が起こったときの状況を把握するのにも便利な情報となっている。
またライブ映像では、災害情報をNHKの放送と同時に提供され、最新の状況を確認できる。
左がマップ、右が災害情報の画面。地震速報などの災害情報を確認できる。
○Yahoo!災害速報
・避難情報
・緊急地震速報
・津波予報
・避難情報
・大雨危険度
これらの情報をプッシュ通知で知らせてくれるアプリ。
防災情報の通知は、現在地に加え、国内3地点まで、任意の場所が設定できる。
「災害マップ」は、ユーザーから投稿された周辺情報に加え、連携パートナーによる提供情報や、土砂災害、洪水の危険情報をリアルタイムに確認できる。
左が災害情報、右がマップの画面。黄色い部分は異常が起きているエリアだ。
防災手帳は、自治体が公開しているハザードマップや、最新の災害情報を調べられる。
自治体サイトなどを検索しなくても、自治体の防災情報のページを素早く表示できる。
防災タイムラインは、自宅周辺の危険度を確認することが可能。
自宅の周辺の環境や世帯構成をもとに防災タイムラインを作成することで、災害時に必要となる防災行動を事前に確認することができる。
左が防災手帳、右が防災タイムラインの画面。ハザードマップ上の想定危険度も把握できる。
○防災情報 全国避難所ガイド
自治体が定めた災害時の避難所を確認できるアプリ。
約13万件の避難所が記録されており、現在地から避難所までの道順をナビゲートすることも可能だ。
トップの画面では、現在の防災情報や避難所の情報を確認できる。
避難所リストでは、日本全国の避難所の情報を調べられるため、出張中や旅行中などで災害に遭遇した際にも役立つ。
左がトップ、右が避難所リストの画面。渋谷区の避難所を調べてみた。
また検索した地域について、発表されている気象警報や注意報も確認できる。
オフライン時でも、キャッシュされた避難所や地図が表示されるため、災害時の通信障害が発生している際や地下などの電波状況がわるい場所でも利用できる。
Twitterライフライン表示では、政府や自治体のライフラインに関連したTwitterが一覧表示されるため、災害情報に関する最新情報が容易に確認できる。
左がエリア情報、右が防災情報の画面。リアルタイムで防災情報を表示する。
災害時に備えて、日頃から防災アプリを導入しておくと安心感も高まり、いざという際の対応もスムーズにできるだろう。
・我が国における自然災害の発生状況 - 中小企業庁
・NHK ニュース・防災アプリ
・Yahoo!災害速報
・防災情報 全国避難所ガイド
ITライフハック 関口哲司
こうした自然災害に対して、政府や自治体も災害への対応情報を提供しており、平時や災害の可能性のある場合での確認を促している。
とはいえ、こうした災害時に対応する自治体のサイトを、常に確認チェックできているという人はそう多くないのが現状だろう。
さらに災害発声時は、停電などの2次被害が発生することも多く、自治体サイトや気象庁などのサイトにアクセスする余裕がない状況となることも多い。
そうした状況で役立つのが、普段から使い慣れているスマートフォンの防災アプリなのだ。
そこで今回はいざというときに慌てないために、スマートフォンに入れておくべき災害対応アプリを紹介する。
■日本で起こる自然災害とは? 基礎知識
中小企業庁の「我が国における自然災害の発生状況」によれば、自然災害の発生件数は、台風がもっとも多く、次いで地震、洪水、地すべりの順に災害が発生している。
台風は熱帯の海上で発生した低気圧が最大風速17.2m/s以上になったもの。
7月から10月にかけて日本に接近する台風の数は多くなり、毎年のように土砂災害や洪水、暴風などの災害を起こす。
地震はプレート境界付近の岩盤に大きな力が加わり、変形した岩盤が元に戻ろうとするときに起こる。
プレートテクトニクス理論によれば、日本列島は4つのプレート上にあるため、地震が発生しやすい。また地震が元で、津波が発生することもある。
洪水や地すべりは、梅雨前線や台風による豪雨で起きやすい。
災害アプリとは、こうした災害情報をスマートフォンで確認できるアプリだ。
自然災害は突然やってくる。
■スマートフォンに入れておきたい!おすすめ防災アプリ3選
○NHK ニュース・防災
・ニュースや速報
・天気予報
・気象情報
・災害情報
・避難情報
これらの情報を提供するアプリ。
左がニュース、右が天気予報の画面。ニュースでは、最新の災害ニュースが確認できる。
雨雲データマップでは、雨雲の動きを地図上に掲載し、今後の予測を確認できる。
また台風の進路予想を地図に掲載することも可能だ。
河川の洪水などに関する情報は、マップを切り替えて確認できる。
大河川の一部は、国土交通省が提供する河川の画像も表示される。
災害情報では、地震や津波、台風などの最新情報が確認できる。
地震が起こったときの状況を把握するのにも便利な情報となっている。
またライブ映像では、災害情報をNHKの放送と同時に提供され、最新の状況を確認できる。
左がマップ、右が災害情報の画面。地震速報などの災害情報を確認できる。
○Yahoo!災害速報
・避難情報
・緊急地震速報
・津波予報
・避難情報
・大雨危険度
これらの情報をプッシュ通知で知らせてくれるアプリ。
防災情報の通知は、現在地に加え、国内3地点まで、任意の場所が設定できる。
「災害マップ」は、ユーザーから投稿された周辺情報に加え、連携パートナーによる提供情報や、土砂災害、洪水の危険情報をリアルタイムに確認できる。
左が災害情報、右がマップの画面。黄色い部分は異常が起きているエリアだ。
防災手帳は、自治体が公開しているハザードマップや、最新の災害情報を調べられる。
自治体サイトなどを検索しなくても、自治体の防災情報のページを素早く表示できる。
防災タイムラインは、自宅周辺の危険度を確認することが可能。
自宅の周辺の環境や世帯構成をもとに防災タイムラインを作成することで、災害時に必要となる防災行動を事前に確認することができる。
左が防災手帳、右が防災タイムラインの画面。ハザードマップ上の想定危険度も把握できる。
○防災情報 全国避難所ガイド
自治体が定めた災害時の避難所を確認できるアプリ。
約13万件の避難所が記録されており、現在地から避難所までの道順をナビゲートすることも可能だ。
トップの画面では、現在の防災情報や避難所の情報を確認できる。
避難所リストでは、日本全国の避難所の情報を調べられるため、出張中や旅行中などで災害に遭遇した際にも役立つ。
左がトップ、右が避難所リストの画面。渋谷区の避難所を調べてみた。
また検索した地域について、発表されている気象警報や注意報も確認できる。
オフライン時でも、キャッシュされた避難所や地図が表示されるため、災害時の通信障害が発生している際や地下などの電波状況がわるい場所でも利用できる。
Twitterライフライン表示では、政府や自治体のライフラインに関連したTwitterが一覧表示されるため、災害情報に関する最新情報が容易に確認できる。
左がエリア情報、右が防災情報の画面。リアルタイムで防災情報を表示する。
災害時に備えて、日頃から防災アプリを導入しておくと安心感も高まり、いざという際の対応もスムーズにできるだろう。
・我が国における自然災害の発生状況 - 中小企業庁
・NHK ニュース・防災アプリ
・Yahoo!災害速報
・防災情報 全国避難所ガイド
ITライフハック 関口哲司