中国で生まれ、かつては日本や韓国でも広く愛用されていた「夏の必需品」とは?
記事は、炎天下の夏の日を快適に過ごすアイテムとして現代ではエアコンや扇風機が当たり前の存在になっているものの、暑さを凌ぐ「神器」は他にもあるとし、中国を起源とする竹編みの抱き枕である「竹夫人」を紹介。韓国では今なお利用する人がある程度おり、「竹夫人」にちなんだ伝説もあると伝えた。
その上で、「竹夫人」について長さ約1メートルで、粗い網目状に編まれた円柱状の形状をしていると説明。懐に抱いたり、手や足を乗せたりすると暑さを和らげることができるとした。その理由については、竹が持つひんやりとした性質とともに、中が空洞の網目構造になっている点に言及。網目から風が入って反対側に吹き抜けることで心地よさを感じさせるのだと伝えた。
また、古代の中国の王侯貴族はこの「竹夫人」の中に薄荷やクチナシ、ジャスミンなど芳香を放つ花を入れ、涼やかな風と爽やかな香りによって火照った体と心を鎮めていたとしている。
記事は、「竹夫人」が今や人びとの視野から消えて久しく、若い人の大多数は見たことさえないはずだと指摘した上で、確かな避暑効果を持つ上環境に優しく省エネで健康的な「竹夫人」を改めて広めていくべきだとの考えを示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
