アイスランド気象局が2021年3月19日に、同国のレイキャネース半島にあるファグラダルスフィヤル火山が噴火を始めたことを発表しました。レイキャネース半島で火山が噴火するのは約800年ぶり、ファグラダルスフィヤル火山が噴火するのは実に6000年ぶりとされており、噴火の現場には多くの見物人や研究者が殺到して、赤々としたマグマが噴き出す様子を映像に収めています。

以下は、ファグラダルスフィヤル火山が噴火してから3日の間に起きた変化を、約50秒にまとめたタイムラプス映像です。再生すると、火山が昼夜を問わずもうもうと煙をあげる様子や、マグマが地面をはいながら広がっていく様子を見ることができます。

Fagradalsfjall Volcano in Iceland - 3 day Time-lapse - YouTube

画面中央にある火口から流れ出たマグマが、画面の左手前に向かって広がっているところから映像が始まります。



マグマの広がりを捉えるため、視点が画面左に移動。



程なくして、マグマが画面右にも広がってきました。



夜になると、赤々としたマグマの流れがより鮮明に見えます。



画面下部に着陸したヘリコプターとの対比から、噴火の規模が把握できます。



3日目の3月22日になっても、噴火の勢いは衰えませんでした。



以下は、アイスランドのドローン撮影家であるBjorn Steinbekk氏が、最高時速140kmで飛行できるドローン・DJI FPVでファグラダルスフィヤル火山を撮影した映像です。

Crater surfing DJI FPV style! - YouTube

火の川のようになっているマグマ。



火口からは沸き立つようにして溶岩があふれています。



Steinbekk氏は、「これを撮影するのはとてもスリリングでした!」とコメントしています。



Steinbekk氏はさらに、噴火の様子を夜間撮影した映像も公開しています。

The light in the night! - YouTube

低速で飛行するドローンから見下ろす形で撮影されたマグマは、血管のように枝分かれしながらゆっくりと流れています。



火口を真上から見るとこんな感じ。



火口の周囲は火の海になっていました。



上空からではなく、地上からマグマを間近に捉えた映像も公開されています。

Man Captures Icelandic Volcanic Eruption Up Close - YouTube

火口を囲む丘の斜面には、多くの人々が集まっています。



冷えて固まったマグマを押しのけるようにして赤いマグマが流れる様子からは、空撮とは違った印象を受けます。





以下は、火山噴火前の景色に噴火後の様子を重ねたものです。

Fagradalsfjall Eruption: before and after - YouTube

なだらかな丘だった場所に噴火口が出現しているのが一目で分かります。