(有)平尾(TDB企業コード:201797821、資本金5800万円、神奈川県横浜市中区元町1-69、代表平尾國男氏)は、6月19日に横浜地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は桑原康孝弁護士(神奈川県横浜市中区住吉町1-2、よこはま第一法律事務所、電話045-228-2088)。財産状況報告集会期日は10月7日午後2時50分。

 当社は、1972年(昭和47年)創業、87年(昭和62年)10月に法人改組した、一軒家スタイルの老舗日本料理店「元町梅林」経営業者。定食屋時代には、映画監督の故・黒澤明氏や往年の映画スターら著名人が常連だったことで知られ、お袋の味「特大おにぎり」や、刺身定食など各種定食、豚丼、ステーキ丼のほか、コースメニューも取りそろえ、品数とボリュームの多さが一定の知名度を有していた。

 しかし、近年は客足が停滞し、売り上げが年々減少。資金繰りが厳しさを増すなか、料理人の代表の体調が悪化したことから、創業家が運営する近隣の和食店がメニューの一部を引き継ぎ、当社については2019年末をもって営業を停止していた。

 負債は債権者約27名に対し約8000万円。