余裕の展開だったこともあって遊び心満載のプレーを披露したネイマールはだったが……。 (C) Getty Images

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 パリ・サンジェルマンのクラッキが魅せつけた“妙技”が物議を醸している。

 現地時間1月22日に行なわれたフランスのリーグカップ準決勝で、パリ・サンジェルマンは、スタッド・ドゥ・ランスに3-0と快勝し、2年ぶりとなるファイナル進出を果たした。

 話題となっているのは、このゲームでパリSGのエース、ネイマールが出したパスだ。なんとルーズボールを突き出した尻で、味方へと繋いだのだ。

 パリSGが一方的に攻め込む試合展開となったこともあり、セレソンの至宝からすれば、余裕の表われだったのかもしれない。だが、その遊び心満載のプレーによって、“炎上”するはめになってしまった。

 英紙『The Sun』によれば、試合後にツイッター上では、「間抜けな男だ」「相手を舐めすぎている」「リスペクトを知らない」「こいつはいつもこう。だからバロンドールは獲れない」といったバッシングの声が多数上がったという。
 

 また、英紙『Daily Mail』は、「明らかに生意気なプレーだ」と銘打ち、ネイマールの一連のパフォーマンスについて言及している。

「このブラジル人はありえないパスを披露し、自分のスキルの高さをファンに知らしめた。だが、その気の抜けたプレーは、相手を明らかに侮辱する行為であり、バッドパスだった。チームがファイナルに進出したことよりも、試合後の話題はそっちに集中してしまった。いたずらが過ぎたのだ」

 バルセロナ時代の2015年にも大差のついたアスレティック・ビルバオ戦で、ヒールリフトを繰り出し、反感を買ったネイマール。ファンを沸かせようとしたのかもしれないが、再び集中砲火を浴びる結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部