エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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2番にトラウト、3番に打点王レンドンが並び、その後ろに大谷が入ると予想

 5年連続でプレーオフ進出を逃している大谷翔平投手が在籍するエンゼルス。今オフは積極的な補強が予想されており、11日にはナショナルズからFAとなっていたアンソニー・レンドン内野手を7年総額2億4500万ドル(約266億円)で獲得した。

 29歳のレンドンは今季146試合に出場して打率.319、34本塁打、リーグトップの126打点を記録した。4年連続で20本塁打80打点以上の好成績をマークし、今季は打撃3部門でキャリアハイの数字を残した。マイク・トラウト外野手、大谷翔平投手と構築される新たな打線はさらに強力になると予想されている。

 MLB公式チャンネル「MLBネットワーク」では来季のエンゼルスのオーダーを予想。ブレーブスやカブスなどでメジャー通算1241試合に出場したマーク・デローサ氏は大谷翔平が4番になるとし「このオフェンスはクレイジーなくらい良いです。脚を骨折したトミー・ラステラが今季の前半戦に近い活躍をすれば、本当にエグイ打線になりますね」と期待した。

 デローサ氏は今季、前半戦で打率.295、16本塁打と活躍したラステラを1番に置き、トラウトは定位置の2番、そして加入の決まったレンドンが3番に入ると予想。そして、大谷が4番に入り、アップトン、プホルスと続くオーダーを組んだ。

 司会者に「オオタニをトラウトとレンドンの間に入れませんか?」と問われたデローサ氏だが、「可能な限りトラウトとレンドンを並ばせたいです」とトラウト&レンドンの2番、3番が理想的だとし、大谷は4番に据えた。

 これを受けてエンゼルスやレッドソックスで1601試合に出場し、1619安打223本塁打を放ってきたマイク・ローウェル氏は「エンゼルスは見るのがエキサイティングなチームになりますね。これは第1歩です。投手陣が少しでも期待を上回る投球を見せれば、南カリフォルニアは住むのに素晴らしい場所になります」と大きな期待を寄せていた。

MLBネットワークによるエンゼルスの予想オーダー
1 トミー・ラステラ
2 マイク・トラウト
3 アンソニー・レンドン
4 大谷翔平
5 ジャスティン・アップトン
6 アルバート・プホルス
7 ブライアン・グッドウィン
8 アンドレルトン・シモンズ
9 マックス・スタッシー(Full-Count編集部)