エポキシ樹脂価格、スマホ向けで回復傾向。韓国「ホワイト国」除外の影響は?
日立化成と住友ベークライトの19年4―6月期連結決算は、18年後半からの半導体市況低迷の影響で、半導体封止用エポキシ樹脂成形材料の売上高が昨年同期比で減少。日本化薬の4―6月期連結決算は、スマートフォン向けのエポキシ樹脂が好調に推移したとしている。
半導体生産向けでは、政府が韓国を貿易管理上の優遇措置「ホワイト国」から外す影響が指摘される。ただ日本の関係者は「手続きを粛々と進めて需要に対応する。当面の影響は少ない」としており、冷静に受け止めている。原料であるフェノールの市況は悪化傾向だったが、ここ2カ月、国内で値上げの動きが出ている。
経済産業省がまとめた生産動態統計(確報値)によると、5月のエポキシ樹脂の販売数量は同2・4%減の1万538トンだが販売金額は同0・2%増の54億6667万円。生産量は前年同月比1・9%減の8801トン、月末在庫は同2・5%減の2万212トンだった。月間生産能力は1万7145トン、稼働率は51・3%だった。
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