外資系が続々と再生プラスチック!脱プラの動きも活発
ユニリーバ・ジャパンは、8月5日から順次「ラックス」、「ダヴ」、「クリア」の3ブランドで発売する新製品のボトルの最大95%、詰替用パウチの約10%を再生プラスチックに切り替える。2020年までにはPET素材のボトルを100%再生プラスチックに切り替える方針。グローバル本社は、2025年までに包装用プラスチックの少なくとも25%を再生プラスチックに切り替えることを目指している。
回収箱寄贈
日本コカ・コーラは、セブン&アイHDとともに6月10日から、100%リサイクル素材でできたペットボトルの緑茶飲料の販売を始めた。原料は、セブン―イレブンなどの店頭で回収したペットボトルを再資源化したものを利用する。
また、米本社とコカ・コーラ財団は外部団体と協力して州や都市にボトルと缶の回収ボックスを寄贈しており、その数は100万個を超えている(2018年5月時点)。30年までに、世界で販売する製品の販売量に相当する缶・PET容器をすべて回収・リサイクルする目標を掲げている。
試験提供開始
米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の日本法人、P&Gジャパンは、17年からオートバックスセブン、テラサイクルジャパン(東京都目黒区)とともに、使用済みの車用消臭芳香剤を回収し、反射板キーホルダーにリサイクルしている。20年までに1000万個の回収を目指す。
各社が再生プラスチックの利用やプラスチックのリサイクルに力を注ぐ一方で、プラスチックを使うのをやめる「脱プラ」に向けた動きもある。米テラサイクルが開発したネット通販プラットフォーム「ループ」を通して、ユニリーバやP&Gがガラスや金属でできた容器で製品を販売する。例えば、ユニリーバのオーラルケアブランドであるシグナルからは、ガラス容器に歯みがき粉のタブレットを詰めて提供している。使用後はループが回収・洗浄して再利用する仕組みだ。5月から、米ニューヨークやフランスのパリで試験的にサービスの提供を始めている。
