『19日間通勤せず』レノボジャパン社員2000人、東京五輪時テレワーク実施で
ThinkPadシリーズなどを手がけるレノボ・ジャパンは、2020年7月23日より全社一斉テレワークを実施します。休暇とテレワークを組み合わせることで、19日間社員の通勤が不要になります。

通勤しなくていいのは、東京五輪が開催される2020年7月23日から8月10日の19日間。このうち2日間を「スポーツ応援特別休暇」とし、期間中4連休を2回・3連休を1回の勤務とします。また、残る8営業日は原則として社員全員が自宅などからリモート勤務する「全社一斉テレワーク」とします。

対象となるのは、レノボ・ジャパンのほかレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ、モトローラ・モビリティ・ジャパン、NECパーソナルコンピュータの計4社、約2000人の社員です。

レノボは2015年より従業員のテレワーク取得に条件を設けない「無制限テレワーク制度」を実施しているほか、2016年より原則として社員全員がオフィスに実施しない「全社一斉テレワークデー」を行っています。また、また、今年はこれを拡大させた「全社一斉テレワークウィーク」も実施するとしています。

ビデオ会議システムやSlackなどといったチャットツールの普及、通信環境の進化などによって自宅からの勤務が容易となるなか、PC市場シェアで世界1位のレノボは、PCなどのIT機器を活用したテレワークを世間一般にアピールする狙いもありそうです。