日陰でも効率的に発電する「太陽光システム」の仕組み
開発したシステムは、パネルごとに昇降圧型DC―DCコンバータユニットを装着。ユニットでパネルの状態をスキャンし、状況に応じて出力を最適に制御して影や気候など環境に応じて電力を調整できる。ユニットで得たデータをクラウド経由でタブレット端末などで監視でき、パラメーターの遠隔操作もできる。2直2並列アレイの1枚に75%、もう1枚に50%の影を付加した場合、従来の制御システムに比べて取得電力を1・6倍に増やすことができた。
今後は実用化を目指して小規模実験を繰り返し、データを収集する。太陽光発電で火災の原因になるソーラーパネルのホットスポットの検知などもできるように開発を進める。家庭からメガソーラーまで幅広い用途での実用化を目指す方針。
新システムは7月10日からパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催する「PV2019太陽光発電展示会」に出展する。
