昌子がPK獲得時の酒井宏とのやり取りを明かした。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

写真拡大

[ロシアW杯グループH] 日本2-1コロンビア/6月19日/モルドビア・アレーナ(サランスク)
 
 日本がコロンビアを2-1で下した熱戦で、昌子源酒井宏樹との間で珍やりとりがあったと明かしてくれた。
 
 それは3分、香川真司が放ったシュートを、カルロス・サンチェス(6番)がハンドで阻止し、PKを獲得した時だ。C・サンチェスが退場になり、香川が自らPKを沈めて先制点を奪った場面を、昌子は赤裸々に振り返る。
 
「最初PKがあって、俺の角度から見るとハンドかも分からなくて。その後、(吉田)麻也くんとかハセさん(長谷部誠)としゃべっていた。それで後ろに残るやん。そしたら6番が俺の前に歩いてくるわけ。それで宏樹くんに『宏樹6番行ったど!』って言ったら、宏樹くんも『オッケー!』って言ってた。(なのに)そのまんま外に行って。で、『アイツ何で外に行ったん?』って(笑)。コイツもしキーパーが弾いた時とか用のカウンター要因かなと思っていた。そしたら『アイツ退場らしいぞ』って、『エッ』ってなって(笑)。うわ、すげー、ラッキーみたいな」
 どうやら昌子はハンドのシーンをハッキリと確認できず、レッドカードを提示された場面も見ていなかったようだ。その状況でC・サンチェスが自らのもとを経由して、ベンチ側にいる右サイドバックの酒井宏の近くへ向かっていったから、マークの受け渡しをしたと言う。
 
 退場とは知らずにされた珍やりとりだが、「でも、ここからだなと思いました。逆に」と昌子は述べる。その真意について、次のように言葉を続けた。
 
「1-0になった時と、2-1になった時は、どうしても後ろに一瞬でも重くなる。僕らひとり多かったし、できるだけ前に行こうというのは伝えていたんですけど、最初の5分くらいはどうしても。でもそこから徐々に落ち着いてきて、その5分間、10分間で失点しないことは凄く注意しました。そこで追いつかれると、またコッチが行かなあかんと思うし。こっちが11人で向こうは10人だから、得点取った直後はサッカーってそうなるじゃないですか。その時にいかに失点しないかというのを、凄く話していましたね」
 
 退場を把握していなかったとはいえ、すぐに切り替え、集中力をより高めたのは流石だ。逞しさが増した昌子のパフォーマンスは、第2戦のセネガル戦でも期待できそうだ。

【データで見る】コロンビア×日本|詳細マッチスタッツ