「アプリ開発を取り巻く環境は今後どのように変わっていくのか?」ということを調査するため、App StoreとGoogle Playのアプリ数をグラフ化したところ、2017年にはこれまでで初めてApp Storeで提供されているアプリの総数が減少したことがわかりました。

iOS Developers Ship 29% Fewer Apps In 2017, The First Ever Decline - And More Trends To Watch | App store Insights from Appfigures

https://blog.appfigures.com/ios-developers-ship-less-apps-for-first-time/

App Store shrank for first time in 2017 thanks to crackdowns on spam, clones and more | TechCrunch

https://techcrunch.com/2018/04/04/app-store-shrank-for-first-time-in-2017-thanks-to-crackdowns-on-spam-clones-and-more/

Cumulative App Store titles declined for first time in 2017, report says

https://appleinsider.com/articles/18/04/04/cumulative-app-store-titles-declined-for-first-time-in-2017-report-says

この報告は、アプリ開発者のためのプラットフォーム「Appfigures」で開発者のArielさんによって記されたもの。2014年からApp store・Google Playのアプリ数がどのように変化しているのかを示したグラフはこんな感じ。2014年から2016年まではいずれにおいてもアプリ数は増加していますが、2016年から2017年にかけてGoogle Playがアプリ数を30%増加させているのに対し、App storeは減少していることがわかります。数字にすると、2016年末・2017年初頭に220万タイトルあったiOSアプリは、2017年末には210万タイトルになったとのこと。



アプリ数が減少した原因は定かではありませんが、Arielさんは64bitのアーキテクチャをサポートしていない古いアプリが使えなくなったことと、Appleの審査のガイドラインが厳しくなったことを挙げています。Appleは「質の高いアプリを消費者に届ける」という理由から、2016年末に問題のあるアプリをApp storeから削除し始めました。それに加えて、審査が厳しくなったことで、2017年にはApp Storeでの新アプリのリリース数が2008年以降で初めて減少しました。一方でAndroidデベロッパーは前年度より17%多くのアプリをリリースしています。



さらに、Androidアプリとの互換性を持つOSアプリは2017年に1万7500タイトルあったのに対し、逆にiOSアプリとの互換性を持つAndroidアプリは7500タイトルのみでした。



なお、2018年4月現在で、Android・iOSのいずれでも使えるアプリは約45万タイトルとなっています。