【前園真聖コラム】第167回「勝利した北朝鮮戦で見えた不安要素」
大会ですから勝つことが重要です。そういう意味では結果を出したのはよかったでしょう。特に北朝鮮には前回2015年の大会では1-2と負けていました。
北朝鮮が引いてきたというのも苦戦の原因でしょう。それだったら、もっと3人目、4人目の動きが大切になってくるのですが、今日はそんな形がありませんでした。時間がないのはわかりますが、コンビネーションができないと攻撃に迫力が出ません。
今回は少ないチームの中から選手が選ばれているので、お互いの特徴をわかっている選手が多いと思います。だったらもう少し話してやり方を整理しないとダメでしょうし、それが全員の良さを出すカギになります。
何より今日の試合では「絶対にワールドカップのメンバーに残ってやる」というようなプレーが見られなかったと思います。この出来なら、中国や韓国に勝つことは難しい。すると全員がロシアから遠ざかります。12日の中国戦は大きな山場になりそうです。
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1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。
