堀江貴文氏

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“ホリエモン”こと、元ライブドア社長で美食家としても知られる堀江貴文氏が16日、著書『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』の出版記念パーティーを都内で開催。そこでは、同書でも触れたテーマ…、飲食業界で浮かんでいる悩み事・「大手のグルメサイト」「ドタキャン」「人材確保」の3つを取り上げるトークショーも行った。

堀江氏は年間365日、外食に出かけることから、オーナー側から寄せられた相談や気づくこと点が多々あるという。

トークショーにおける一つの話題として、某グルメサイトのレビューを悪意を持って書きいれる人物を問題視。1000件以上の投稿や5000人以上の読者を持つ、それらの人物は、"5点満点の評価"に悪影響を及ぼすことがあると指摘。

トークショーに参加したオーナーは「たった1回の来店で、なにか気に入らないことがあると、評価を著しく落としているのを見た」と暴露。また、コンサルタント業を行っているという登壇者は「お店の中の撮影を、他の来店者に迷惑が掛かるからと拒んだだけで、低評価にしたレビュアーがいる」と実例を口にしていた。

レビュアーにおける信頼性について、システム上で何度も改善されつつも、未だ問題点があるとし「小規模の飲食店においては影響が強い。看過できない場合もある」と語り合っていた。

まとめとしては、人と人のつながりを深めるサービス提供者と話し合い「いいお店には、通うという文化をもっと深めたい」という意見など、「一方通行にならない、お店とお客の新たなマッチングサービス」の誕生を願っていた。

なお、今回の出版記念パーティーでは、堀江氏が自信を持ってオススメする17店舗が、特別メニューを考えて大盤振る舞い。“芸能人御用達”、“予約が取れない”と呼ばれる名店の料理が、食べ放題というスタイルで提供されていた。

堀江貴文

『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』出版記念パーティーより