2016年ヒット予測第一位は水素自動車。ホンダのクラリティフューエルが人気
1月4日放送、「チャージ730!」(テレビ東京)では、2016年ヒット予測。第一位は水素自動車となった。去年のモーターショーでも登場したホンダの「クラリティ・フューエル・セル」が人気。3月には日本でもリース販売が始まることが発表されている。
「クラリティ・フューエル・セル」は、ホンダが独自に開発した燃料電池を使い、従来型よりも33%の小型化をはかり、同時に出力は100kW以上、出力密度は3.1kW/Lと従来比60%の向上を実現したもの。出力をあげつつコンパクト化しており、セダンのボンネット内に燃料電池を集約し、大人5人が快適に座れるフルキャビンになったものだ。

水素自動車とは、燃料電池に水素と酸素を取り込んで、化学反応を起こし電気を発生させ、その電気でモーターを回して走るもの。二酸化炭素などの排出ガスはゼロになる。出すのは水だけという究極のクリーン性能を実現したものだ。
小さな発電所とも言える燃料電池で、自ら電気を作るので、充電も不要だ。タンクへの水素補充は短時間で済み、一回の充填でガソリン車と同等の距離を走ることもできる。さらに燃料電池はエネルギーのロスが少なく、燃費性能にも優れている。
水素で電気を作りながら、モーターを駆動させて走る。その発電をするためのエネルギー源が水素となる。水素はいろいろな物質に含まれており、さまざまな方法で取り出すことが可能となっている。特に太陽光や風力、水力などの自然エネルギーを活用して、水の電気分解によって水素を取り出せば、再生可能なエネルギーとなる。
水素自動車をはじめ、生活に必要な電気を燃料電池で作れば、燃料電池の発電時に生成される水が自然界に還り、川や海の水となって再び水素を取り出すことができるからだ。安全で安心、エコなため、各自動車メーカーが、地球温暖化や化石燃料の枯渇といった地球規模での課題への解決策として、古くから取り組んでいる。
「クラリティ・フューエル・セル」は2016年3月にはリース販売を開始予定。初年度は自治体や企業向けを中心にリース販売を行う。外部給電器も含めた市場の声を聞き、動向を見ることで、その後、個人向け販売へと市場に合わせて動いていく模様だ。日本での価格は766万円。
