スイス紙が高評価! 開幕戦ゴールの柿谷にチーム最高点

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[7.19 スイス・スーパーリーグ第1節 バーゼル2-0ファドゥーツ]

 FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルは19日、ホームでファドゥーツと対戦し、2-0で勝利した。先発出場し、後半35分に開幕戦ゴールを決めた柿谷にスイス紙『ターゲスボッヘ』はチーム最高点を与えている。

 昨季リーグ戦14試合に出場し、3得点にとどまった柿谷。苦しいシーズンとなったが、昨季終了後にパウロ・ソウザ前監督が退任し、新たにウルス・フィッシャー新監督が就任すると、シーズン開幕前の練習試合で1ゴール1アシストを記録するなどアピールに成功し、開幕戦となったこの試合で右MFで先発出場した。

 柿谷は前半29分に右からドリブルで切れ込み、FWドナルド・エンボロとのワンツーから右足シュートを放ち、後半28分にはゴールネットを揺らすもオフサイドとなったが果敢にゴールに迫り続けた。すると、タッチライン際で控え選手が出場の準備を終え、柿谷にとってのラストプレーとなった後半35分、MFルーカ・ズッフィのパスをPA右で受けた柿谷が右足で流し込み、待望の追加点を挙げた。

 スイス紙『ターゲスボッヘ』は、チーム平均「4.4」(6が最高点、1が最低点)のところを、開幕戦ゴールの柿谷にチーム最高点となる「5」を与えた。今季2年目となる柿谷。更なる活躍に注目が集まる。


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