ダイソン一人勝ち時代は終わった? 吸引力のダイソンから変わった、ベテラン主婦が選ぶ掃除機のポイントとは
サイクロン方式の登場で、掃除機の購入を決めるポイントは「吸引力」が最優先になった。その結果、高価にも関わらず飛ぶように売れるダイソンブームが起きた。現在でもダイソン製品の価格は高止まりしているが、ダイソンが掃除機の販売価格を一気に跳ね上げ、市場を活性化させた功績は大きい。
しかし、そうしたダイソン一強の傾向が変化してきたようだ。
「オレンジページくらし予報」(株式会社オレンジページが提供するリサーチサービス)が開催した実機の体験調査で、ダイソン製品が最下位になるという驚きの結果になったというのだ。
開催された体験調査でピックアップされたメーカーは、大手4メーカー「エレクトロラックス」、「ダイソン」、「パナソニック」、「日立」の製品だ。対象は、週に1回以上使用しているベテラン主婦105人で、実際の製品を体験し、その声を拾っている。

スティッククリーナー使用体験会の様子
■使用体験比較調査概要
調査の方法:実際に商品を使用する会場調査を実施
調査の対象:くらし予報モニターのうち、掃除機を週一回以上使用している女性、30〜59歳を105名
調査実施日:2015年5月29日
対象商品:
1.エレクトロラックス・ジャパン「エルゴラピード・リチウム(ZB3114AK)」 46,460円
2.ダイソン「Dyson Fluffy DC74」 75,413円
3.パナソニック「MC-BU100J」 26,731円
4.日立アプライアンス「PV-BC200」 46,788円
(五十音順。価格※はすべてオレンジページ調べ、税抜き)
※調査実施日時点
現役のベテラン主婦105名に4機種を徹底比較してもらった結果が以下だ。
1位:エレクトロラックス・ジャパン「エルゴラピード・リチウム(ZB3114AK)」
2位:日立アプライアンス「PV-BC200」
3位:パナソニック「MC-BU100J」
4位:ダイソン「Dyson Fluffy DC74」

使用体験会アンケートより抜粋
もはや吸引力だけで人気を得られる時代ではなくなったということがわかる結果だ。
ほかの機種が5万円を切っている中、ダイソンの価格は7万5千円と依然高止まりしているところにも最下位となった理由があるのかもしれない。
しかし、今後の掃除機選択のポイントは「吸引力」だけでなく、取り回しや使い勝手、そして価格の争いになっていくのだろう。
小川夏樹(ITライフハック編集長)
