まるで南国を思わせるほどに透き通った海が北海道にある。南西部に浮かぶ奥尻島は、約150万人が暮らす神奈川県川崎市とほぼ同じ面積を有するが、人口は1960年のおよそ8,000人をピークに減少の一途をたどり、現在では2,000人あまりにとどまっている。そんな奥尻島の中でも町役場や商業施設があるエリアから最も遠く離れていると言っても過言ではない場所に近年、なぜか若者が集まり、移住者も出てきている。そのきっかけになってい