中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)は8月、2022年度の最低賃金を全国加重平均で31円を引き上げて961円とする答申をまとめた。過去最大の上げ幅で、2年連続3%超の引き上げとなった。 物価高騰が生活を直撃する中、賃金引き上げの必要性では労使双方で一致していたが、具体的な上げ幅や算定基準では議論が紛糾。7月中の合意を目指していたが、8月にずれ込む異例の長期戦となった。 今回の交渉では、全国の消費者