アメリカ・マサチューセッツ州のフランクリン市警察署に勤めるセラピードッグが、チャリティー用のぬいぐるみを「着服」していたことが発覚しました。

Ruh-Roh! Franklin police dog caught stealing from toy donation bin

https://www.boston25news.com/news/franklin-police-dog-stealing-toys-donation-bin/3PZDTKQJWVGTZFOWVWJ7I6AW4I/

事件が発覚したのは、クリスマスを目前に控えた2019年12月19日頃。フランクリン市警察署は、同市を含む近隣地域の恵まれない子どもたちに無償でプレゼント配布するという活動を行っているサンタ財団に寄贈するために、おもちゃなどを署内に保管していました。

しかし、警察署内という極めて安全な場所に保管されていたはずのぬいぐるみが盗まれていることが発覚。署員が調査を開始したところ、同署に勤務するゴールデンレトリバーのセラピードッグ、ベンがぬいぐるみをくわえて運び去っていたことが判明しました。

フランクリン市警察は、犯行の一部始終を撮影していました。

赤ちゃんの人形が入った籠をくわえるベン。

ベンは籠をくわえたまま、署内を移動します。

ある一室に入っていき……

机の下にするり。よく見ると、机の下には他のぬいぐるみも隠されており、ベンが複数回にわたって犯行を重ねていたことが明らかになりました。

逮捕時にベンは反省しているようには見えず、むしろどこか誇らしげに見えたとのことですが、フランクリン市警察は今回の盗難事件を立件しない方針です。

フランクリン市警察のジェームズ・ミル副所長は「ベンはおもちゃを見たときに、『全部僕のものだ!』と考えたんだろうと思います」と説明しましたが、「子どもたちに贈るクリスマスプレゼントを確保するために、大変頑張ってくれた署員もいます」と述べて、プレゼント保管室からベンを閉め出すことに決定しました。

ベンは皆から愛されており、署内で大人気とのことで、ミル副所長は「ベンが部屋に入ってくると光が差すようです」と表現しています。

なお、このニュースを見た多くの人々が、ベンにクリスマスプレゼントを贈ったとのことで、ベンはクリスマスの特別休暇をたくさんのぬいぐるみに囲まれて過ごしたそうです。