学生の窓口編集部

写真拡大

日本は「緊急車両が来た際のマナーが非常に優秀」と驚く海外の人がいるそうです。では、海外の事情はどうなっているのでしょうか? 日本とそこまで違うものなのでしょうか? 海外の「緊急車両に対するアクション」についてご紹介します。

■海外では日本よりも厳しい?

皆さんが自動車を運転中に、後ろから緊急車両が来た場合は、脇にそれて道を譲りますよね。これはどの国でも一緒なのでしょうか?

まずはアメリカ。アメリカも日本と同じように緊急車両に対して道を空けます。道を譲る際、日本は徐行でもいいのですが、アメリカでは「脇に寄せて完全停止」というのがルール。また、日本と違う点として、対向車線の車も停止しないといけないことも挙げられます。

日本と同じ感覚で運転をしていると、罰金を取られてしまう可能性も……。

ヨーロッパ諸国でも、緊急自動車に対してはマナーがしっかりしている国が多いようです。緊急車両が近づいたら、脇に寄せて停止。これが原則の国が多いですね。ただ、欧米地域によっては緊急車両が来ても無視をしたりするケースもあるようで……日本でも緊急車両が来ているのに平然と横断したり、道を譲らないケースもよく見掛けます。

海外の人から評価されてはいますが、まだまだマナー向上の余地は十分にあるといえそうです。

海外の国の中には「緊急車両が来ても道を譲らないことが多い」という国もあるそうです。

例えば中国。日本に企業研修に来ている中国人の方に伺いましたが、緊急車両が来たら道を譲らないといけない「通行優先義務」のルールはあるものの、あまり守られていないそうです。

譲らない理由としては「譲るのが面倒」「他の人も譲っていないから」などがあるとのことです。また、誰かが道を譲っても、別の車がそこに入ってしまい意味がなくなってしまうのだとか……。都市の中心部になると車の通行量も多く、道が非常に混雑します。

そのため、「そもそも避けるスペースがない」というケースもありますね。

ちなみに中国の北京市では、2014年10月に公安局から「ルールを守るように」とお達しまで出されました。そんな事態になるほどルールを守らない人が多いようです。

■海外の人から見ると日本の緊急車両は独特!

海外の人からすると、日本の緊急車両は独特で興味深いそうです。例えば、交差点に進入する際はマイクで呼び掛けますよね。海外ではこうしたマイクで呼び掛けない国も多く、珍しいそうです。日本の場合、道を空けると緊急車両から「ありがとうございます」とお礼を言われることがありますが、これも感心するのだとか。
他には、

・緊急車両のサイレン
・緊急車両のスピード

といったポイントが注目なんだそうです。

日本の消防車や救急車のサイレンは欧米のものとは異なり、独特のものです。「日本の方が好ましい」という人がいる半面、「日本のサイレンはうるさい」「不快になる」という外国人の方もいるそうです。

緊急車両のスピードは、日本のものは「遅い」と感じるそうです。日本は緊急車両でも最高速度は時速80キロ(高速道路の対面通行外は時速100キロ走行)ですが、海外ではそれ以上のスピードで走行します。それに比べると、慎重に走る日本の緊急車両は遅いと感じるかもしれません。

海外の人から「優秀だ」と評される日本人の緊急車両に対するマナー。自動車を運転する人だけでなく、通行者も緊急車両の妨げにならないよう、日ごろから心掛けたいですね。

(中田ボンベ@dcp)