動画:ドローンをハックして乗っ取るドローン SkyJack、クアッドコプターAR.Drone 2.0とRaspberry Piで製作
ホビー向けのクアッドコプター(4翼ヘリ)として人気のAR.Drone 2.0を本体に、WiFi 通信の解析用アンテナと小型のシングルボードコンピュータ Raspberry Pi を搭載しており、飛行しつつ周囲のドローンを無線パケット解析で見つけ出し、侵入して操作を乗っ取ります。作者による解説デモ動画は続きをどうぞ。
飛行しつつMACアドレスのブロックから周囲のAR.Droneを発見したり、本来の操作者との認証を強制解除して支配下に置くためのコードはいずれもすでに公開済みか、githubで誰でも入手できるようになっています。
SkyJack はあくまで技術的なコンセプト実証であり、対象の AR.Drone が強固なセキュリティは考慮していないホビー向けだからこそ可能なデモです。とはいえ、すでに実用化されている軍用無人機の世界でも、通信を傍受したり操作を妨害するような事例は実際に繰り返されています。
米国では航空規制当局がドローンの商用利用を解禁して具体的なルール策定を進めつつあり、また自立運転のロボットカーも公道で100台規模の実験がおこなわれるなど、着々と実用化に近づきつつあります。無人化とネットワーク化の流れが進めば、「ロボットをハックして乗っ取るロボット」も、現在の自販機荒らしやボットネット程度のありふれた存在になるかもしれません。
