14日のスイス代表とのフレンドリーマッチで、ブラジル代表GKジュリオ・セーザルが外れたことは騒ぎとなった。彼はQPRとともにイングランド2部に落ちるつもりがないのだが、300万ユーロ(約3億9000万円)以上というサラリーを諦めるつもりなく、フィオレンティーナやベンフィカといったクラブを遠ざけた。

ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、スイス戦の前日に、「プレーすることがなければ、代表に招集するのは難しい」と話していた。そして、J・セーザルはベンチに座ることとなった。それでも、本人はこう話している。

「こうなると思っていた。僕が監督だったら、同じようにしただろう。ジェフェルソンは素晴らしいGKだ。彼のことはうれしく思っているよ。僕の未来については、あと2週間ある。まだ何も決めていない。とにかく、QPRに残ることになっても、問題はまったくないだろう」

スコラーリ監督の考えは変わっていない。

「J・セーザルはプレーしなければいけない。ブラジル代表を望む者は、お金のことを考えてはいけない。彼を起用しなかったのは当然だ。この夏、彼は1試合も戦っていないのだからね。練習でもコンディションの遅れが見られた。彼は自分のキャリアのために決断しなければいけない。いずれにしても、私は以前からジェフェルソンを試したかった。遅かれ早かれ、使っていたよ」

DFダニエウ・アウベスのオウンゴールでスイスに0−1と敗れたブラジルだが、スコラーリ監督はこう述べている。

「結果には驚いていない。彼らは我々よりもずっとコンディションが進んでいた。彼らは夏の準備をすでに終えていたんだ。それに、この時期にプレーするのは本当に不可能なんだよ」

スコラーリ監督もまた、8月に試合をすることを望まない指揮官なのだ。来年からはそうなるだろう。FIFAとクラブは2014年から夏のフレンドリーマッチをなくすことにしている。それでも、今回の試合で敗れたことには変わらない。だが、スコラーリ監督は「ワールドカップへの道は長く、簡単ではないと言ってきたはずだ」と続けた。