廃棄したいゴミの種類を選択

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パソコンで作業していると、知らず知らずのうちにハードディスクに不要なファイル(ごみファイル)がたまってくる。これらのファイルを放置すると、パソコンの動作が低下したり、時には不具合を起こす場合もある。

ここで紹介する「そうじ小僧」を使用すれば、ハードディスク内のごみファイルが削除され、パソコンの動作速度が向上する。

■知っ得 No.0067  そうじ小僧でパソコンの大掃除
●「そうじ小僧」とは
同じパソコンを長い間使用していると、作成されたファイルが削除されずに残ることがある。

たとえば、IEでウェブサイトを閲覧すると、閲覧の履歴や一時保存されたファイルがハードディスクに蓄積される。ごみ箱に捨てたファイルも、削除しなければ残されたままだ。

そういう場合に「そうじ小僧」を使うと、不要なファイルをまとめて削除できる。
削除の対象となるのは、表1のとおり。

表1.削除の対象に設定できるファイル
1.デスクトップのごみ箱
2.最近使ったファイル( Recent フォルダ )
3.Temp/Tmp フォルダ内の一時ファイルとサブフォルダ
4.IE のインターネット一時ファイル
5.IE の履歴
6.IE のクッキーズ
7.IE のオートコンプリート履歴のフォーム
8.IE のオートコンプリート履歴のパスワード
9.システム障害記録( 拡張子 .dmp )
10.その他の一時ファイル( 拡張子 .tmp )
11.Microsoft Word の残骸( ~$*.doc )
12.ウィルスバスターの古くなった不要パターンファイル
13.Windows Update で使用された一時ファイル

●どのファイルを削除する?
ごみ箱内のファイルや一時(TMP)ファイルなどは基本的に不要なので、ほとんどのユーザーはこれらのファイルを削除して問題ないだろう。

「IE のクッキーズ」には、ショッピングサイトなどのサービスを利用した記録が残っている。そのまま使えば、次回サイトを利用する際にスムーズにログインできるなどして便利だ。また「IE のオートコンプリート履歴のフォーム」「IE のオートコンプリート履歴のパスワード」には、URLやパスワードの入力を補完する情報が入っている。これらの機能を使用したいなら、残しておこう。

ただし、自分以外のユーザーがパソコンを利用する可能性がある場合、こうしたパスワード情報が残っていると悪用される可能性があって危険だ。自分が使い終わったら「そうじ小僧」を実行して削除することで、セキュリティの向上にもつなげられる。


●デフラグ機能と連携
「そうじ小僧」の実行後には、Windowsのディスクデフラグツールを引き続き実行できる。パソコンを使い続けていると、ひとまとまりのデータがバラバラの場所に保存される断片化という状態になる。これを解消し、データを整理・再配置するのがデフラグの機能。こちらも速度の向上やパソコンの動作の安定化につながる機能だ。


●「そうじ小僧」を使ってみよう
「そうじ小僧」をインストールしたら、起動してハードディスクの大掃除を開始しよう。基本操作は、対象のドライブと、ファイルの種類(ゴミの種類)を指定するだけと、簡単。実行後は、Windowsのデフラグツールが自動起動して、ハードディスクの最適化まで行える。

[スタート]−[「そうじ小僧」]−[「そうじ小僧」]を選択してそうじ小僧を起動。掃除を実行するドライブと廃棄したいゴミの種類を選択したら、[OK]をクリックする(画面1)。[開始]をクリックすると掃除が開始される(画面2)。

画面1 廃棄したいゴミの種類を選択画面2[開始]をクリック

「デスクトップのごみ箱」が削除対象の場合、確認メッセージが表示されたら[はい]をクリックする(Windows側で「ごみ箱」を空にするときにメッセージを表示する設定になっている場合)(画面3)。掃除の実行中は、状況が画面に表示される(画面4)。
画面3 確認メッセージが表示されたら[はい]をクリック画面4 掃除の実行中は、状況が画面に表示される

掃除が進み、インターネットエクスプローラに関連するゴミを掃除する段階になると、画面に[インターネットのプロパティ]が現れたり消えたりする。これは、そうじ小僧が自動的に操作を行っているためなので、そのままにしておく(画面5)。
画面5[インターネットのプロパティ]が現れたり消えたりする

掃除が完了すると[ゴミ掃除完了。最適化(デフラグ)を実行しますか?]というメッセージが表示されるので、[開始]をクリックする(画面6)。「ディスク デフラグ ツール」が起動するので、[最適化]をクリックして最適化(デフラグ)を実行する(画面7)。
画面6[ゴミ掃除完了。最適化(デフラグ)を実行しますか?]というメッセージが表示されるので、[開始]をクリック画面7[最適化]をクリックして最適化(デフラグ)を実行する

実際に「そうじ小僧」を実行したところ、658ファイルの削除が行われた。Windowsの起動時間を比較するとそうじ前が44秒36、そうじ後には43秒28となった。微妙な差だが、実際にこのソフトのチカラを実感できるのは、ハードディスクの空き容量が少なくなったときだろう。

たとえば、CPUがデータを処理する際、通常はメインメモリにデータを一時保存して読み書きする。メインメモリがいっぱいになると、ハードディスク上に仮想メモリを作成してメインメモリの拡張として利用する。このとき、ハードディスクの空き容量が少ないと、データの読み書きに時間がかかったり、動作が不安定になってしまう。

そのような状態にならないように定期的に「そうじ小僧」を実行して、常にハードディスクの空き容量を確保しておくとよいだろう。


ソフト名:「そうじ小僧」
作者:井口 英久氏
掲載サイト:http://hp.vector.co.jp/authors/VA032758/


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