開幕ダッシュを決めた小沢

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 滞在競馬の北海道シリーズでは、ジョッキーが追い切り以外の調教に乗るケースが多い。多くの騎手が連日、馬とコンタクトを取っているなか、精力的に調教をこなす若手がいる。デビュー6年目に突入した小沢大仁騎手(23)=栗東・フリー=だ。今夏は北海道を主戦場として勝負する。

 「馬に乗るのは好きなので、平日から他の人よりもたくさん乗るつもり。1鞍でも競馬につながればという気持ちです。北海道はレベルの高いジョッキーが多いので、そこで差をつけられたらと思っています」と心境を語る。騎乗機会を得ることだけが目的ではない。トレセンより身近に馬と接することで、より正確に馬の特徴を捉えることができる。「たくさん乗って、一つでもいい競馬をしたい」。志高く、競馬と向き合っている。

 このような姿勢が、レース騎乗にも反映したのだろう。開幕週では3勝を挙げる活躍を見せた。ただ、決して浮かれる様子はない。「甘くはないので気を引き締めて頑張ります」と真剣な表情。函館でひたむきに上を目指す若者を、心から応援したい気持ちになった。(デイリースポーツ・小林正明)