EVごみ収集車、3分で電池を自動交換…いすゞと横浜市が全国初の実証実験
いすゞ自動車と横浜市は18日、車載電池を自動で交換できる電気自動車(EV)のごみ収集車を活用する実証実験を全国で初めて開始した。
短時間で電池を交換できるため、EVの弱点である充電時間の長さを解消できる利点がある。
ごみ収集車は、いすゞの小型トラック「エルフEV」をベースに開発した。車体の下部に取り外しできる電池を搭載し、専用のステーションに入ると、満充電済みの電池に自動で交換される仕組みだ。
同じ電池容量の車両では従来、急速充電で約1時間かかっていたが、約3分で交換することができる。実験は2年間行い、導入の可否を判断する。
EVのごみ収集車はすでに他の自治体で導入されている。ただ、走行に加えて、ごみを圧縮する荷台部分の装置でも電池を使うため、電力消費が多く、長時間続けて作業に当たることができないのが課題だった。
交換式の場合、日中に一度電池を交換しても、すぐに収集作業に戻ることができる。同社の南真介副会長は「ごみ収集車は決まった地域を走るため、電池交換のタイミングを計画しやすく、交換式との相性が良い」と述べた。
いすゞは昨年11月からファミリーマートと共同で、商品を配送するトラックに電池交換式のEVを活用する実証実験を行っている。
