森保ジャパンは世界的名手ファン・ダイク(左)らを擁するオランダと互角の戦いを繰り広げた。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 北中米ワールドカップでアジア勢が躍進している。開幕日に韓国がチェコを2−1で撃破したのを皮切りに、大会6日目にイラクがノルウェーに1−4で敗れるまで無敗を継続。森保ジャパンもオランダ相手に二度ビハインドを負いながら、粘り強く2−2で引き分けた。

 こうした印象的なパフォーマンスを受け、イギリスの有力紙『The Guardian』が「今回のワールドカップで、アジアのチームはヨーロッパに追いつきつつあるのだろうか?」と題した記事を掲載。アジアの雄の初戦を振り返るなかで、日本戦に関しては次のようにレポートした。

「本当に興味深い試合は、日本対オランダの引き分けだった。三笘薫、遠藤航、南野拓実という3人の主力を欠くにもかかわらず、日本は高く評価されており、その理由をまさに示した。彼らはポジションを流動的に入れ替え、ボール支配率は40%に留まったものの、その攻撃には目的意識と正確さが感じられ、全盛期のオランダを彷彿とさせた。

 しかし何よりも重要なのは、劣等感が微塵も感じられなかったことだ。これは森保一監督がここ数か月間、強調し続けてきた点だ。彼はチームがベスト16超えに心理的な壁を抱えていることを懸念しており、チームを『優勝候補』として位置づけることで、その壁を打ち破ろうとしている」
 
 同紙は各選手の評価も実施。直近のシーズンで25ゴールを挙げ、オランダリーグ得点王に輝いた上田綺世は、もっと活躍できると確信しているようだ。

「1点目を挙げた中村敬斗は、伊藤洋輝と共に、パス成功率90%を記録した日本の先発選手2人のうちの1人だった。中盤の中心でプレーした鎌田大地は、アグレッシブかつ知的なプレーを見せた。伊東純也は途中出場し、創造的なプレーでチームに活力をもたらした。23歳の鈴木彩艶は、日本史上最高のGKになるという期待に応えるかもしれない。

 わずかながら物足りなさを感じさせたのは、存在感を示すのに苦戦した上田綺世だ。とはいえ、彼はフェイエノールトで、どれほど効果的になれるかをすでに証明している」

『The Guardian』はそして「AFCのチームは過去、UEFAのチームを相手に自信を欠く傾向があったかもしれないが、もはやそうではない」と説明。対戦したくない厄介な相手になっていると伝えた。

「日本のいるグループの1位と2位は、ブラジル、モロッコ、スコットランド、ハイチが所属するグループの2位と1位と対戦することになる。モロッコと日本がどれほど成長したかを示すように、ブラジルやオランダと当たるよりも、この2チームと対戦する方が簡単だとは、もはや全く言えない状況にある」

 難敵日本として――。世界で確実に存在感を示していることが窺える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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