大規模な災害が発生した際の救助能力の向上を目的に、東海3県の警察による合同訓練が16日、三重県鈴鹿市で行われました。

この訓練は、大規模災害の発生時にいち早く被災地へ派遣される警察の専門部隊「広域緊急援助隊」が毎年行っているもので、三重県・愛知県・岐阜県の警察が合同で行い、約130人が参加しました。

会場では、地震で建物が倒壊した場合などを想定した訓練が5か所で行われました。このうち、警備犬を使った訓練では2階建て住宅の1階部分が地震で押しつぶされたという想定で実施されました。

警備犬は周辺を歩きながら生存者の呼吸やにおいを確認し、生存者を見つけると吠えて隊員に知らせます。警備犬の反応を受けた隊員は、声をかけて負傷者の状態を確認したあと、チェーンソーなどの道具を使って救助しました。

また、崖下に人が取り残されたことを想定した訓練では、隊員の一人が要救助者のもとに降下し、他の隊員がロープを使って安全を確認しながら引き上げる訓練に取り組みました。