多くのファインセーブでチームを救ったヴォジーニャ。経験豊富な40歳が大舞台で躍動した。(C)Getty Images

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 価値あるドローだ。

 北中米ワールドカップで初出場のカーボベルデ代表は、現地6月15日に開催されたグループステージH組第1節で、2010年大会の王者でもあるスペイン代表と対戦した。

 終始、相手にボールを握られる展開で、27本ものシュートを浴びせられたが、最後まで粘り強く戦い、0−0の引き分けに持ち込んだ。

 この結果に母国メディア『Expresso das Ilhas』は、「2026年ワールドカップ:ヴォジーニャが壁を築き、カーボベルデがスペイン相手に歴史的な引き分け」と見出しを打ち、自国チームの健闘を伝える。

「カーボベルデ代表は本日、2026年ワールドカップの初戦で強豪スペインと0−0で引き分けた。これは、ゴールキーパーのヴォジーニャによる記念碑的な活躍のおかげで、スペインの猛攻に耐え抜いた“ブルーシャークス”にとって歴史的な結果である。

 ワールドカップ優勝の最有力候補の一つを相手に、ブビスタ監督が率いるチームは組織力、戦術的規律、多大な忍耐力を示した。そして、ウルグアイとサウジアラビアも属するグループHの初戦で、貴重な勝点1を獲得した」
 
 なかでも出色のパフォーマンスを見せたのが、実績十分の守護神だ。

「スペインは数多くの危険なチャンスを作り出したが、その前には常に絶好調のヴォジーニャが立ちはだかった。

 40歳のベテランゴールキーパーは、試合を通じて決定的なセーブを披露し、この試合の主役となった。彼のプレーは国際的な称賛を浴び、ソーシャルメディアでも急速に注目を集め、試合中には何千人ものファンがこのカーボベルデ代表選手をフォローし始めた」

 最後尾のヴォジーニャを軸に、文字通りの堅守で守り切った。

「スペインの支配に直面しても、カーボベルデは守備組織を一度も崩さなかった。ロベルト・ロペス、シドニー・カブラル、スティーブン・モレイラ、そしてディネイ・ボルジェスが堅固なディフェンスラインを形成し、中盤の選手たちはスペインがライン間でスペースを見つけるのを防ぐため、封じ込めのタスクに奔走した。

 後半、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督はラミン・ヤマルをはじめとする、より攻撃的な選手たちを投入することで試合の流れを変えようと試みたが、カーボベルデの抵抗は揺るぎないままだった。スペインは終盤にプレッシャーを強めたが、ブルーシャークスが築いた壁を乗り越えることはできなかった」

 強敵と伍して戦った。同メディアは「グループHの今後の挑戦に向けて自信を得た」と記し、最後にもう一度、頼れる男を称えた。

「この試合のヒーローはヴォジーニャだった。カーボベルデのゴールキーパーは、同国のサッカー史上最も記憶に残るパフォーマンスの一つを記録し、カーボベルデのスポーツにおける忘れられない瞬間の仲間入りを果たした、この引き分けの最大の功労者となった」

 さっそくインパクトを残したカーボベルデは次節、ウルグアイと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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