アメリカとイランの戦闘終結に向けた合意が大詰めを迎える一方で、イスラエルによるレバノンへの攻撃は14日も続いています。イスラエル軍は13日、親イラン組織「ヒズボラ」を標的に、レバノン南部の70か所以上を空爆したと発表しました。

レバノンの国営通信は14日、レバノン南部の複数の町へイスラエル軍による空爆があり、少なくとも民間人1人が死亡したと報じました。

イスラエル軍は前日の13日にも、「ヒズボラ」の拠点だとして、レバノン南部の70か所以上を空爆したと発表していて、AP通信によりますと、13日の空爆では2人が死亡したということです。

レバノンでの戦闘終結は、イラン側がアメリカとの交渉で合意の条件に繰り返しあげていますが、イスラエルはヒズボラとの戦闘を理由に空爆や南部での地上作戦を続けています。

AP通信は、「アメリカとイランが戦闘終結で合意する前に、イスラエル軍はできるだけ占領地を拡大しようと試みているようだ」と指摘しています。

現地メディアなどによりますと、3月以降のレバノン側の死者は13日時点で3756人に上っていて、アメリカとイランが4月に停戦で合意したあとも、イスラエルはレバノンへ3500回近く空爆を行っているということです。