【W杯】52年ぶり出場のハイチは初白星お預け 政情不安で国内代表戦禁止から本大会進出も1点遠く
◇W杯北中米大会1次リーグC組 ハイチ 0―1 スコットランド(2026年6月13日 ボストン)
FIFAワールドカップ(W杯)1次リーグC組で、1974年西ドイツ大会以来52年ぶり2度目の出場を果たしたハイチが98年フランス大会以来28年ぶり9度目出場のスコットランドとの“お久しぶり対決”に臨み、0―1(前半0―1)で敗れて初白星はお預けとなった。
しっかりとパスをつないでいくスタイルでボール支配率は互角、シュート数ではスコットランドを上回った。しかし前半28分、縦パスから攻め込まれると、相手シュートが選手に当たってコースが変わる不運な形で失点した。後半は攻勢を強め、再三チャンスをつくり出したものの、1点が遠かった。
カリブ海の島国ハイチは74年西ドイツ大会でW杯初出場。1次リーグはポーランド、アルゼンチン、イタリアと強豪ぞろいの組に入り、ポーランドに7失点、アルゼンチンに4失点するなど3戦全敗に終わった。
今大会は出場枠が48、北中米カリブ海の出場枠も開催国の米国、メキシコ、カナダを含む6チームに拡大。ハイチは政情不安のため国内では代表戦を開催できない状況で、海外在住選手主体にキュラソーでホームゲームを戦い、13大会ぶりの出場を果たした。
当初、W杯用のユニホームは独立戦争を想起させるデザインだったが、政治的メッセージを禁じるFIFAの規定で変更となっていた。19日(日本時間20日)にブラジル、24日(同25日)にモロッコと対戦する。
