優勝宣言について語ってくれた堂安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

写真拡大

 堂安律は、かつて本田圭佑が放った「ワールドカップ優勝宣言」に刺激を受けたひとりだ。

「本田さんがテレビで『目標はワールドカップ優勝』と言っていたのを見ていました。ああいう偉大な選手の決意が、僕たちの世代にも受け継がれています」

 そして今、その堂安を中心とした日本代表が世界制覇への挑戦を始めようとしている。

 改めて「優勝宣言」の意義について問うと、オランダ戦前日の6月13日、日本代表の10番はこう答えた。

「おそらく自分の発言だけでは、ここまで大きな話にはなっていなかったと思います。メディアの皆さんも後押ししてくれましたし、僕だけじゃなく、航くん(遠藤航)もキャプテンとして発信してくれた。監督や国民の皆さんの後押しもあって、ここまで来られたと思います」
 
 もちろん、その挑戦が簡単ではないことは理解している。

「難しい挑戦なのは分かっています。でも、発言したことに意味がある。そのために準備してきましたから。まずは初戦です。僕たちはまだまだチャレンジャーですし、優勝候補のひとつにもなっていないと僕は思っています。だからこそ、一戦必勝で戦っていきたいです」

 本田から受け継いだ「優勝」という夢。その覚悟を言葉にした堂安は、まず目の前のオランダ戦に全力を注ぐ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
【記事】「別格だった」アイスランド代表の主将が脱帽した森保ジャパン戦士は? 久保でも中村でもなく…日本代表の印象は「明らかに技術が高い」