5日、天津の埠頭(ふとう)に停泊し、工業用混合油の積み込みを待つ貨物船。(天津=新華社配信)

 【新華社天津6月12日】中国国有資源リサイクル大手、中国資源循環集団傘下の中資環国際創業投資(深圳)が出荷する工業用ブレンド油1万トン余りを積んだ貨物船が6日、海外市場に向け天津市から出航した。今回出荷されたブレンド油は計1万296.8トンで、同社の持続可能な燃料の輸出で初めて1万トンを超え、二酸化炭素排出量で3万6千トン以上の削減が見込まれる。

 工業用ブレンド油は廃食油(使用済みの食用油)や食品加工の際の廃棄油脂を精製して製造され、典型的な再生資源原料となる。製品はバイオディーゼル燃料や持続可能な航空燃料への付加価値加工が可能で、遠洋海運や民間航空などの輸送分野で広く利用される。

 世界の交通分野では現在、低炭素化への転換が着実に進んでおり、工業用ブレンド油などの廃棄油脂類再生可能原料のニーズが海外市場で持続的に高まっている。(記者/楊文)