温暖化で目視困難 カメラ活用しクマ調査へ 山形県が独自に生息密度把握し対策強化
5日も山形県内各地でクマの目撃が相次ぎました。こうした中、吉村知事は「山間部にいるクマの生息密度の調査をとりまとめ、新たな対策を検討していく考え」を明らかにしました。
これは5日午後4時半ごろ、米沢市関根で撮影された映像です。川に1頭のクマがいるのがわかります。このほか、山形市や鶴岡市・長井市でもクマの目撃が相次ぎ、午後5時までに少なくともきょうだけで8件の目撃情報がありました。
こうした中、5日の定例会見で吉村知事は、国の広域調査とは別に、県として山間部における新たなクマの生息密度調査を昨年度から実施していることを明らかにしました。
これまで山間部における生息密度調査は、春の時期に猟友会のメンバーが見通しの良い雪山で目視で行ってきました。しかし、温暖化の影響からか、雪解けや木々の成長が早まり、見通しが悪くなったことで目視での確認が難しい状況からカメラを設置するなどして実施しています。
吉村知事「山形大学と連携してそういったことに取り組むと聞いている。県としてもそこをしっかり取り組む必要はあると思っている」
新たな生息密度調査は、去年6月から行われていて来年度までの3年間で調査手法を確立させて結果を取りまとめクマ対策の方向性を示す考えです。
