5歳息子の「保育園どうだった?」の答えが理解不能。母親がSNSでAI職人たちと画像化して推理した内容と悟り

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X(旧Twitter)で子育ての思わずクスっとしてしまう出来事を日々ポストし、話題を集めている 「ひみつのうつ子ちゃん」 (@utuko_chan )。3.1万人のフォロワーを持ち、「いいね」1万超えも多数! 人気の秘密は、「子育てあるある」の共感力です。現在、うつ子ちゃんは5歳の息子さんと夫との3人暮らし。そんなうつ子ちゃんの子育てに関するエピソードを紹介します。

子どもは思わぬ表現を使って返事をすることがあります。感動を呼んだり、困惑したり……。ある日のこと、保育園であった出来事を説明し始めた息子さんの解説に、「それって何!?」と頭が混乱してしまったうつ子ちゃん。SNSのThreadsでAI職人さんたちに息子さんの発言をビジュアル化してもらうことに。Threadsでも盛り上がったおもしろいけど、子どもあるあるな出来事をお伝えします。

子どもの思わぬ返事に、感動……!

子育てをしていると、「子どもの表現ってすごいな〜」って思う瞬間がたびたびあります。あれは息子が4歳のときのことです。その日は雨が降っていました。保育園に行く途中、息子は「どうして雨って降るの?」と質問してきました。このころ息子は何でも質問したくなってしまう「なぜなぜ期」に突入していました。

雨が降るしくみは大まかには知っていましたが、正確なのかイマイチ自信がなかったのと簡単に答えてしまうと、「どうして?」「水蒸気ってどういうこと?」「雲ってどうして……?」と永遠に質問攻めにあってしまうことに……。子育て系のサイトや育児本によく書かれている「オウム返し」方式で「どうして雨は降ると思う?」と質問し直しました。

すると息子は「雨が降るのはね、お花がきれいに咲くためだよ」と即答したのです。え……なんてロマンチックな表現……! と我が息子でありながらもプチ感動ししばし足が止まってしまいました。私は、雨が降るメカニズムについて“正しく説明する”ことばかり考えていたけど、子どもは「自分にはどう感じたか」「どう見えたか」をそのまま言葉にするんだなと思いました。もちろん、きちんとした知識の積み重ねは必要なことですが、子どもならではのこういった視点や発想も育んでいけたらと思った瞬間でした。

ママ友や地元の友人たち集まったときにも、「子どもの返答にヤバイぐらい感動することがあるよね」とよく話しています。あ、“ヤバい”を使う私たちの語彙力がちょっとヤバイですね……。そして、つい最近も5歳息子の発言がクイズの謎解きのようで盛り上がったことがありました。そのことをSNSに投稿したら、思わぬ反響があったのでそのエピソードをお伝えします。

思春期の男の子みたいな返事をする5歳

幼稚園や保育園には、保護者との連絡帳があると聞きますが、今息子が通っている保育園はありません。急ぎの用件は連絡アプリを使い、日々の様子については息子をお迎えに行ったときに先生に「今日はどうでしたか」と聞くのが定番になっています。

その日は夫が息子のお迎えに行き、息子が元気に楽しく過ごせたのか先生に伺えなかったので、夕食の支度をしながら息子に「今日、保育園楽しかった? 保育園で何したの?」と聞きました。

ご機嫌なときは速攻で答えてくれるのですが、5歳ともなると、帰宅後の遊びに夢中で、なかなか返事をしてくれなくなります。返事があっても「べつに」「わすれた」「なんもしてない」……と思春期の男の子のような塩対応……。これが永遠と続くのかしら……と寂しい思いを感じることもあります。

「なんもしてない……って、夕方まで保育園にいて、“なんもしてない”わけないでしょ!」と心の中でゴチていたのですが、その後続いた息子の返答は予想のはるか斜め上をいっていたのです。

保育園で何があった……!?

「ボートみたいな靴で、目みたいなメガネの、ガッチガチの包帯の手と足で、爪がピューってなっている、ちょっとしっかりしたおばさんに、お歌うたってもらった」

……え? なんじゃそりゃ!? 情報量が多すぎる……。まず、一体誰のことなのか? 歌う“ちょっとしっかりしたおばさん”とは……(笑)。こちらは「◯◯くんと鉄棒した」「お昼ごはんは〇〇を食べた」みたいなよくある返答を想像していたのに、返ってきたのはホラーとファンタジーの間みたいな人物描写でまるでクイズのような内容です。

しかも、説明している息子は大真面目。ふざけている感じは一切ありません。その人のことを思い浮かべるような表情で、「その人がね」「こんなんでね」と、必死に説明してくれるのですが、聞けば聞くほど、わからないループにハマっていきます。そもそも“ボートみたいな靴”とは何なのか? “目みたいなメガネ”とは? “ガッチガチの包帯の手と足”って何? しかも“爪がピュー”って……。私の頭の中には、子どものころに観たジョニー・デップが演じた『シザーハンズ』のエドワード・シザーハンズがまず浮かんだのですが、最後の“ちょっとしっかりしたおばさん”だけ、妙に生活感があるります……。えっ!? 一体どんな人なの!? 気になりすぎます。

まったく想像がつかない私は、この話をThreadsというSNSに投稿してみました。「よかったらAI職人さん、息子の発言をもとに生成してくれませんか?」と投稿すると、全国の素晴らしきAI職人さんたちによる、『ちょっとしっかりしたおばさん選手権』がSNS上のスレッドで開幕したのです! 通知欄に次々と届く、歌う陽気なちょっとしっかりとしたおばさん、おばさん、おばさん……。どれも息子の言葉を見事に再現しています。

そして不思議なことに、息子の説明にはなかったのに、しっかりとしたおばさんは高確率で“おだんご頭”に……。AIがどのフレーズでおだんご頭を選択したのか気になりました(笑)。私は息子の「ボートみたいな靴」「爪がピュー」の時点で混乱しているというのに、みなさんは次々とビジュアル化してくださる。もう何度もお腹を抱えて笑いました。

どのAI画像もおもしろすぎて、仕事で疲れていたはずなのに、もう涙が出るくらい笑ってしまいました。SNSは誹謗中傷などが問題になったりしますが、ときどきこういう“どうでもいいけど最高に平和な時間”を生み出してくれるから好きなんです。

ちょっとがっちしたおばさんの正体は!?

結局、この“ちょっとしっかりしたおばさん”とは何だったのか? さすがに園長先生に、「ボートみたいな靴で、目みたいなメガネの、ガッチガチの包帯の手と足で、爪がピューってなっている、ちょっとしっかりしたおばさんって、何だったのでしょうか?」とは聞けませんでした。でも、本当のことを知りたい……。保育園の連絡アプリで、その日あったイベントや活動を確認してみました。すると、その日は韓国の文化を教えに来てくれた先生がいたとのこと。息子の保育園では、いろんな国の文化とふれあう機会があって、そういったイベントが定期的に行われているのです。

そうか韓国の女性の民族衣装のことだった! と気づきました。おそらく息子の中では、Aラインに広がるボリューム感がある独特な民族衣装のシルエットや装飾が“ガッチガチの包帯”や“ちょっとがっちりしたおばちゃん”になり、靴の形が“ボートみたい”で、装飾やネイルの印象が、“爪がピュー”になったのでしょう……。韓国ドラマなどで観る韓服のイメージと息子の表現はまったく異なるものだったので想像もできませんでした(笑)。

子どもって、「正しく説明する」より先に、「自分にはどう見えたか」で世界を表現しようとするんですね。大人なら「韓国のお洋服を着た先生が来たよ」で終わるところを、5歳児は、自分の知っている言葉を総動員して、一生懸命伝えようとする。意味不明だけど、とても愛おしいなと思いました。

後日、保育園からさらに詳細が入ってきました。おばさんだと思った女性はなんと若い先生だったようです。見たことがない衣装を着ていたせいもあると思いますが、5歳にとっては20代もおばさん……が衝撃的でした。もっと“お姉さん枠”を広げてほしいものです。そして、すべてを知ったうえで息子に「爪がピューっとなったちょっとしっかりしたおばさんはどうだったの?」と聞いてみました。「お歌がうまくて、服もすごくカッコよかった。とってもたのしかったよ」との感想でした。

こうやって子どもはいろんなものを見て、吸収しながら育ち、知識を得ていくのかもしれません。でも、成長するとこういった思いもよらない表現はなくなってしまうと思うと残念です。忙しくても「ちょっと待って!」を減らして(なかなか減らせませんが……)、息子との会話を楽しめる余裕を持ちたいと思うのでした。ワッショイ!

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